台北駅からMRTで2駅の龍山寺駅から歩いてすぐの所に台湾で一番古い廟「龍山寺」があります
茶芸館にでも行こうと思いましたが、まだやっている時間ではないのでその前にここを参拝しようと訪れることにしました
さてここ台北にある龍山寺(ロンシャンスー)
本尊は観世音菩薩とのことですが、道教や儒教など様々な宗教と習合しており、台湾の人々のルーツたる福建省、潮州など中国南部の沿岸地方で特に信仰を集めていた海の神様で媽祖こと天上聖母をはじめ
商売繁盛の神様こと関帝、そして孔子など同じ廟の中に祀られている神々は大小合わせて100以上
一つの建物を参拝することによって複数の神々や仏を拝める事ができる、神様の安売り
いえ失礼しました、スーパーマーケットのようなお寺です
なんだか、良いものはなんでもOKといった台湾の懐の広さを感じます
参拝客のなかにはこんなスカーフをまとったムスリムらしき人の姿まで見られました
最近海外に行くとこうしたムスリムの姿を本当によく見かけます
特に多いのが東南アジアのムスリム達
経済発展の証かと東南アジアを旅することが多いだけに身近に感じます
安産と子供の成長を守る神様『註生娘娘』付近では
子供に廟の参拝作法をしつける親の姿も・・・
台中のお寺を参拝した時も見られましたが、ここ台湾では皆さん同様に手慣れた参拝作法でお参りされた様子を見ることが見て取れます
これは子供のころからしっかりと躾られているからなんでしょうね
次回来るとまでにはしっかり参拝の作法をマスターしてから来る事にしよう