皇居はもともとは江戸城でした
そしてその江戸城にあった本丸と二の丸 、三の丸の跡地を整備して作られた約64,000坪の公園が「皇居・東御苑」です
ここは皇居全体の1/3をも占めるだとか
本丸跡地は大きな芝生の広場となっており、この芝生の上で昼寝を楽しむ姿があちらこちられ見られました
芝もよく手入れされていて気持ちよさそう
私も試してみたい衝動に駆られました
無料で入場できるのも嬉しいですね
なんたってここは東京のど真ん中に位置しています
そんな場所にあるまさに都会のオアシスです
そんなオアシス
東御苑にて「皇室の思い伝えたい」との思いから
ボランティアガイドによる無料のツアーが行われているんだとか
『ガイドツアーは、宮内庁所管の公益財団法人「菊葉文化協会」が昨年4月に開始。園内をおおむね1時間半、1万歩かけて歩くという本格的な内容だ。江戸城の歴史や園内の植物、生き物などについて研修を受けた元教師、主婦などさまざまな立場の人が、それぞれの得意分野を生かしながらガイドを務める。』
(産経新聞より拝借)
ちなみに私の住む北海道では北海道新聞が一般的でその新聞の記事が産経から寄稿されることが多いことから、たまたまですがこの記事を読んでいて参加したいと思っていました
水曜日と土曜日の午後1時半から1時間半ほどかけて行われるこのツアー
最近日本では隣国との領土問題などがTVなどでも報道されるようになり
多少右翼化の傾向となっているのではとも思えたりもします
それに最近、ネットでは女性を中心に皇室関連の話題が豊富となっており
折角上京したのなら皇居を歩いてみたい
そしてなにより私たちが学校で何故か教えてくれない近代史
その一部でも垣間見ようとこのツアーに参加することにしました
「三の丸尚蔵館」
代々皇室に受け継がれてきた絵画・書・工芸品などの美術品の収蔵庫
あせっていたようで写真は撮り忘れましたが、ここでツアーの参集されると思いきや、実際の集合場所はその隣にある売店でした
皇居は広く迷ってしまったため、ここにたどり着いたのは時間ぎりぎりだっただけにちょっぴりあせりました
すぐにガイドが紹介されツアーが始まります
今回お世話になったのは、飛脚の様な名のS氏です
「百人番所」
江戸城の正門だった大手門から、本丸に入るときの最大の検問所がこの百人番所で
甲賀組,根来(ねごろ)組,伊賀組,二十五騎組の4組が交代で護りを固めていました
刃傷事件で知られる、 江戸城「松の大廊下跡」にも立ち寄りました
「石室」
抜け穴とか、金蔵とか諸説あるそうですが
私は室だったんじゃないかと推測します
「天守閣跡」
江戸城の天守閣は石垣の高さは約14m、その上には金色の鯱をいただいた我が国最大の5層の天守閣があったんだそうです
火事で焼失したようですが、大阪城のように何とか再建してもらいたいものですね
もしそんなことができれば、ここはスカイツリーに匹敵するほどの観光地になるのですが
「諏訪の茶屋」
吹上地区にあったものをここに移築したものなんだそうです
宮内庁の方がここの屏風は雅だとおっしゃっていましたが、私たちいったころには残念ながら扉や窓は閉まっておりました
「汐見坂」
本丸と二の丸をつなぐ坂道、昔はこの坂から海が見えたんだそうです
ほかにも見所いっぱいのツアーでした
ボランティアのガイドさんに感謝です
最後に皇宮警察の皇宮護衛官
奥に見えるのは茶畑です
皇居内はこうして自転車で回るのが一般的なようです
はなしは変わりますが、ここはかの国の核ミサイルが一番のターゲットとしていると
もっぱらの噂の場所でもあります
くわばらくわばら