さて太魯閣観光のバスツアーはまだまだ続きます
峡谷を歩いた後、訪れたのは「慈母橋」という橋
本来ここまでが、この「砂卡礑歩道」でのトレッキングルートになっているのだとか
橋のたもとに自転車が停まっていますが、このルートを自転車で回る方もいるようです
しかもそれはどうやらツアーか何かのようでした
というのも、ここの駐車場にはキャンプ道具を積んでそんなツアー客が来るのを待っているだろうデリカのワゴン車がありました
キャンプ道具を積んでどこに行くのかと思いましたが、その話はまた後で・・・
この「慈母橋」、蒋介石の息子「蒋経国」が母を記念して作った大理石の橋です
ちなみに蒋介石の息子の母と言うと、例の宋家の三姉妹「宋美齢」を思い浮かべますが、実は違います
頑丈な石橋の次はちょっと不安定な橋
そう吊り橋です
「岳王亭」と書かれた石碑の先に結構立派な吊り橋が掛っていました
太魯閣峡谷には何本か吊り橋があるそうですが、申請なしに渡れるのはこの橋だけではなんだそうです
ガイドの方がツアーのコースには無いそうですが、特別にサービスで連れてきてくれたとのこと(もっとも無風で天候の穏やかな時は必ずそう言って連れてきてるとは思いますが)
川の上から見る太魯閣渓谷は壮言な景色なのでしょうが、中央くらいまで歩いて自分が高所恐怖症なのに気付きました、しかも立派な橋とはいえ吊り橋ですから結構揺れます・・・ツアー客と一緒でそんなそぶりは出来ませんでしたが、渡り終えるまで怖かった
朝からバスに乗り弾丸で観光していましたが、ここでちょっと休憩
渓谷を見下ろす「緑水」というところにあるアミ族の方が経営する喫茶店へやってきました
ここでコーヒータイムです
そう中国茶ではなく、最近アジアを席巻するコーヒーです
私は中国茶を飲みたかったのですけどね
さて話をキャンプの話に戻しましょう
キャンプ道具を満載したデリカのワゴン車はどこに向かったのか、ちょっとした謎でしたがすぐに氷解いたしました
それはこの緑水の喫茶店近くの駐車場にある看板を見ればなるほどそうだっただと気づかされます
そう太魯閣国立公園の真っただ中にキャンプ場があったんです
ちなみにこの緑水合流のキャンプサイトは有料なんだそうです
(テント床1サイト200元)
日本で流行るものは数年後、こういったアジア地域で流行り始めます
キャンプをはじめとしたアウトドアも同様のようです
その昔J・F・Kことケネディ大統領は「人は豊かになると自然に還ってゆく」と言ったそうですが、豊かになりつつあるアジア地域が将来そうなってゆくのでしょうね
緑水合流のキャンプサイトはきちんとお金をかけて作られたテント床とキャンピングテーブル付のキャンプサイトで構成されていました
そんなにサイト数は多くありませんでしたが、支笏湖のモーラップあたりで見られるようなキャンプ場でした
景色も台湾のグランドキャニオンと呼ばれる壮言な眺め、朝方の靄が晴れる断崖絶壁の山々を
コーヒーでも飲みつつ眺めてみたいものです
もしかしたら仙人の気分が味わえるかもしれません
台湾では以前「日月譚」でこれとは違うタイプのキャンプ場を見かけましたが
間違いなく台湾にもキャンプブームは押し寄せて来るでしょう
(もっとも登山はすでにブームのようです)
いつの日かテントを担いで海外でキャンプがしたいと思っていました
治安の関係もありそれは欧米でなければ無理だろうとも思ってましたが、こんな手近なところにその候補があったのだと今回気づかされました
台湾は気候は違えど山々に囲まれた風景は日本とよく似ています
探せば快適なキャンプ場もあるかもしれませんね
そんなキャンプ場で小鳥を見かけました
私のコンデジで簡単に撮れたのですから、こういった鳥がいかに人間を警戒していないか判りますね
飽きてきたかもしrませんが、太魯閣観光はまだ続きます