シャンパンやスパークリングワイン作りの重要なアイテム
「ピュピトル」
瓶を逆さまにして、定期的に瓶を回して(1/4回転)瓶口に澱を集める作業に使う道具です
タイトルの山崎ワイナリーの倉庫で見かけました
来年、山崎ワイナリーではシャンパーニュ方式の本格的なスパークリングワインを発売されるそうですが、ちょっと楽しみな話です
さて今年の正月訪れた
フランスはシャンパーニュー地方のエペルネにあるシャンパンハウス
「アシル・ブランシェ」の地下カーブにも同様のピュピトルがあり
たくさんの数のシャンパンが刺さっておりました
周りに誰もいないことから、回してみたい衝動に駆られましたが、間違ってもそんなことはできませんね
ところでシャンパンで有名なエペルネそしてランスの街にはモエ・シャンドンやヴーヴ・クリコなど有名なシャンパンハウスがありますが、そういった会社やそこで働く人々の所得は高く税収に満ち溢れているようで、街の景観はまさに豊かさに満ちていました
ちなみにエペルネの市庁舎はこんな建物
いや~シャンパンって偉大ですね
スパークリングワインも同様にいわゆる付加価値のある商品
葡萄の収穫など人件費のかさむ産業において、日本の人件費は決して安くはなく
イタリア、スペイン、チリなどいかにも人件費の安そうな国からワインがこぞって輸入されていますが、価格ではとうてい太刀打出来ません
その点、北海道産のスパークリングワインって何となく夢のある話に聞こえてきます
さて前置きがながくなってしまいましたが、今回の初夏のワイナリーツアーでの山崎ワイナリー訪問
ここは葡萄の栽培から醸造、出荷まですべての作業を5人家族のみで行なっているワイナリーで
エチケットにはそんな5人の人差し指の指紋が象られているのだとか
そんな家族の絆のワイナリーのエチケットを眺めつつ試飲
若い栽培家、醸造家のこだわりを感じるワインですね
もちろんショップでワインを買うのも忘れません
来年またこの山崎ワイナリーを訪れ、ここで作られたスパークリングワインを是非とも飲んでみたいものです