長い長~い北海道の冬
今年は三寒四温という言葉がぴったりなほど春の訪れは遅かったのですが
やってきた途端、あっという間に過ぎ去るのも北海道の春です
コブシや梅に桜、そして水芭蕉がどの順だったかな~と考える間にあれよあれよと咲き誇り
気がつくと花は落ち、いつの間にか新緑の初夏がやってきます
北海道の山菜も同様です
まだ雪深い中から山菜は準備を始めているのでしょう
雪が解けるとすぐに蕗の薹やギョウジャニンニクが芽を出し
次にタラの芽、ウドと続き
フキやワラビそして山菜の王様「タケノコ」と次々にその季節を迎えます
この間わずか1カ月半といったところでしょうか
のんびりしているとあっという間に旬を逃してしまいます
そんな旬を逃すまいとやってきた沙流川キャンプ場
ギョウジャニンニクはちょっと季節を逃したのか、葉はしっかりと開いていましたが
けれど茎の太さも充分
採りたてを焼き肉のさいトッピング
滋味あふれる香りが溢れる春の恵みです
さてそのギョウジャニンニク
素材としての能力の高さか、いろいろな料理に応用できます
まずはそのニンニクの香りを生かし
「餃子」の具材にしてみました
こいつは石垣島ラー油でいただきます
この日は気温が低く、気化熱でボンベ凍ってしまいまうほどでしたが
流石はUS仕様のガスボンベ火力は落ちませんでした
その他、ピザのトッピングにしたり
野菜炒めや焼きうどんにしても相性ピッタリです
そのほか今回、ウドも採れました
早速キンピラにします
ウド・ギョウジャニンニクの他に三つ葉も採れたので
天ぷらにします
今が旬のアスパラなどを刻んでかき揚げにしてみました
天ぷらは先日バリ島で買ってきたバリの塩で
たくさん揚げておいて冷凍して保存する予定です
冷凍しておけばいつでも山菜うどんが食べられるんです
ギョウジャニンニクの餃子、ウドの天ぷらを食べると北海道にも春が来たんだと
しみじみ思います
春の恵みに感謝ですね