キリスト教文化圏では日曜は安息日にあたり
休息が義務付けられていてフランスもその例外ではない
神に愛された国なんだそうですからなおさらでしょう
最近では緩和が叫ばれていますが、実際にはほとんどのお店が休んでいました
そんな日曜日にパリで観光もないだろうと、この日はモンサンミッシェルへの観光を考えていました
休息日といえど観光地はある程度お店はやっているだろうと考えてのことです
当初TGVとバスで向かうつもりでいたが・・・・
昨日一昨日と地下鉄やTGV等で駆け回り少し疲れが溜まっていました
パリからモンサンミッシェルまでは西へ350kmほどあり
行きだけでも4時間と時間かかります、バスツアーなら楽して連れていっていけるだろうと急遽申し込んだEMI社の催行するバスツアー
「モンサンミッシェルとノルマンディーのいなか町」に参加いたしました
早朝ホテルから歩いてパレロワイヤル広場に集合バスに乗り込みます
向かうのは「ラブイユ村」という田舎町
ここでトイレタイムと朝食です
ラブイユ村はセーヌ川岸の可愛らしい小さな村
船渡し場があり渡し船が出航準備しています
ちなみにここはあの「家なき子」の作者エクトール・マロの出身地ということでマロの胸像がありました
村の中心にはゴシック様式のマドレーヌ教会があり
礼拝所を見学
もうツアーに馴染んでいます
日本語での会話で観光ができるのもいいものですね
そして朝食に訪れたクレープ屋さんでクレープとコーヒーのセット(€4.5)を頂きます
なんだかモーニングセットってな感じです
お店の入口には日の丸が掲げられていました
ツアー会社と契約しているようですが、日の丸は歓迎の意味が込められているようです
これが外国人を迎える本来の姿なのでしょう
日本人の日の丸へ対する意識の方がもしかしたら変なのかもしれません
そうそうクレープ屋さんの向かいにパン屋さんがあり
「ガレット・デ・ロワ」は切り売りされていました
そういえばここに来たのは1月初旬、ちょうどキリスト教の祭日公現祭の時期
昨日行ったエペルネのシャンパーニュ通りでこの王冠をかぶった子供連れを見かけました
私もこれフェーヴ目当てに食べてみても良かったかな
朝食を食べお腹がくちたら、後はバスでぐっすり眠りながらノルマンディ地方を目指します
気がつくとサン・マロ湾に浮かぶモンサンミッシェルが見えてきました
ちょっと手前でバスは停りここで撮影タイムとなります
まあこういったものはたいてい遠くで見るのが一番ですからね
とはいえEMIバスは世界遺産モンサンミッシェル入口へ向かいます