シャンゼリゼから地下鉄でオペラ座まで帰ってきました
実はこのあとオペラ座近辺のレストランで今日一日シャンパーニュ巡りを付き合ってくれたマイミクさんと食事を約束しています
もっともその方はバレーを観劇してくるとのことなので少し遅れるとのこと
先に一杯やってることにします
伺ったレストランは美味しいムール貝料理で有名なベルギー生まれのチェーン店
「レオン・ド・ブリュッセル」
ここパリ市内にも9店舗を構えているそうです
今回行ったのはオペラ座ガルニエ宮から歩いて数分の距離にあるお店です
チェーン店といっても創業1893年の老舗
本店はその名の通りベルギーのブリュッセルにあります
もっともベルギーでは「シェ・レオン」という名で営業しているそうです
どちらかというと日本でいうところのファミレス
特段予約しなくても入れるという事なので予約しませんでしたが、お店はご覧のとおり満席でした
ちなみにこのときすでに夜の9時はゆうに回っていたのにかかわらずこの状態です
前日行ったプチ・ベルドーも午後7:30開店でしたが、フランス人の夕食は日本のそれとは違い少し遅いようです
もっともここはオペラ座などのある地域
オペラやコンサートに行った後、食事となるとどうしてもこんな時間になってしまいますね
予約もせずに満員のお店にいったのにもかかわらずスタッフの方は丁寧にテーブルに案内してくれました
席は全体的に狭いのですが、案内されたのはパリ街を歩く人通りの見える窓側の席でした
さてオーダーです
メニューからシンプルなトラディショナル(セット料金は€16.3)を選び
前菜はコロッケをチョイス
これにパンとフライド・ポテトが付きます
そしてここのメイン料理はなんといっても
このバケツのような鍋に入ったムール貝の白ワイン蒸し
味付けやトッピングに色々と種類があるようですが、今回はシンプルにただの白ワイン蒸しを頼みました
まずはその量に驚きます
当然のように頼むのは2人で一人前、これを2人でシェアしていただきます
とはいえ鍋の中のほとんどが、殻ですからさっと食べられました
ちなみにムール貝を食べ終えた鍋の底に残った出汁にパンにつけて頂きましたが、これが絶品でした
もう少し食べたいな~と思っていたところ
隣の方が何だか美味しそうなものを頼んでいたのでそいつも頼みました
「ムール貝のグラタン、エスカルゴ風」というものだそうです
フランス語のメニューは読み込めませんでしたが、なにやら追加の€1でおかわりが可能なんだそうです
このムール貝のグラタン
焼けたチーズの香りがたまらなく、ビールに良く合います
そんな訳かここではワインよりもビールのグラス片手に食事している方が多かったようです
やはりベルギーの料理にはベルギービールなんでしょうか
もっとも私はエペルネのブラッセリー「LE KHEDIVE」で飲んで気に入った「Pelforth」というフランスのビールがあったので、そいつをいただきます
フランスはワインと思いきやビールもいけるんですね
これだけ食べてワイン・ビールを数杯飲み2人で€40(4千円くらい)でした
堅苦しくなく、アットホームな雰囲気で帰る客が店のスタッフと握手して帰る様など人気のほどがうかがえます
昨年はサンフランシスコでベルギービールに目覚め
今回はここレオンでベルギーの名物料理を賞味
なんだかベルギーにも行ってみたくなってきました