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ルーブル美術館・まずはドゥノン翼へ

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チュイルリー公園の芝生から眺めたルーブル美術館
まずは外観でその大きさに圧倒されましたが、所蔵作品数はそれ以上でした
30数万点はあるそうですが、真剣に見て歩くと何日あれば全て観きれるのか皆目見当がつきません

もっとも弾丸旅行の私どもにそんな時間はありません
残念ながら今回は駆け足での観覧となりました 


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さして理由はありませんが入場は正々堂々正面玄関たるガラスピラミッドから入ることに
エスカレーターで下に降りていきますが、そこにはナポレオンホールと呼ばれる空間が広がっていました

さて、こうした美術館・博物館にきたら
なにはともあれ主要作品を最初に拝むのが我が家のしきたりです
そしてルーブル美術館は「モナリザ」のためにある、とも言われていますので
まずはそうしたモナリザなど有名絵画の集中するドゥノン翼へ行ってみることにします
 

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迎えてくれたのが「サモトラケのニケ」
そして名画をずらりと、しかもさりげなく並べた通路?を歩き
モナリザの間へ
 

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当初並ばされた上2〜3分しか見られないとも思いましたが、決してそんなことはなく
少し待っているだけで最前列へ
モナリザが微笑みが感じられるまで、じっくりと鑑賞することができました

もっともここはアジアの国々ではありません、他人を思いやれるようなマナーのある人が多のでしょう
 

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モナリザを拝んだら、次は昔々小中学校の教科書で見た絵画の世界に突入です


「民衆を導く自由の女神」
この絵の中からドラクロワ本人を探します
ルーブル判ウォーリィを探せです

そしてドミニク・アングルの「グランド・オダリスク」
確かに背骨が長そうですが、それがかえって甘美な世界に誘います 


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ちなみにルーブル美術館はフラッシュ撮影が禁止されているところが、多いのですが
撮影自体は禁止というわけでは有りませんでした
しかもかなり自由に鑑賞できます

嬉しい反面、傷でも付いたらどうするのだろうと考えずにいられません
将来に残して置きたい貴重な遺産だけに
もう少し・・・と思ってしまうのは私が規制の多い国に育ったためかもしれません
 

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圧巻はこの絵画
ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」
まずはその大きさに圧倒されました
レプリカらしいのですが、ダビット自身が描いた作品ですからその価値が減るものではないでしょう
 

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1804年ローマ教皇から冠を賜るはずのナポレオンはその冠を取り上げたうえ自ら王冠をかぶります
そのうえ教皇に背を向け、妃ジョゼフィーヌにも冠を被せる、そんなシーンがこの巨大なキャンバスに描かれています
そうここはナポレオン美術館とも呼ばれた時期があるくらいナポレオンゆかりの作品が多く展示されています
そこで探してしまうのがあの「アルプス超えのナポレオン」
例の「余の辞書に不可能の文字はない」というやつです
 

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(Wikipediaより拝借)

 

実際のナポレオンはドラローシュの「アルプス超えのナポレオン」のようにロバに乗って超えたんだとか
雪山をロバに跨り従者を従え進んでいく様は、ダビッドの描いたナポレオンの英雄像と比べ貧弱にさえ感じます


さてこのドゥノン翼で私が一番気に入ったのがこの「サンタ・クルス女侯爵」の肖像画
映画「宮廷画家ゴヤは見た」で有名になったとおり、美しい女性を描かせたらピカイチのゴヤですが
そんな女性肖像画の中でも一番美しいと思う作品でした
 

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さて次はシュリー翼
「ミロのヴィーナス」です

コメント (2)

もしかして写真撮影OKなんでしょうか?
こういう場所では撮影はダメなものだと思っていたのですが、さすがルーブルですね。

いこう斎さん こんにちは
写真どころかイーゼルを立てて模写もOKです
芸術家が育つはずです

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2012年1月29日 10:21に投稿されたエントリーのページです。

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