« 京料理「琢磨」祇園白川店 | メイン | 「瓢亭別館」の朝粥 »

川床デビュー

祇園での食事あとほろ酔い気分で鴨川を渡っていると
京都の夏の風物詩鴨川の納涼床(のうりょうゆか)が見えてきました
京の川床は、桃山時代後期、裕福な人々が鴨川の中州や浅瀬に床机を設け、遠方からの客をもてなしたのが始まりなんだとか
 

karyu03.jpg
 

たしかに夕刻鴨川沿いを散歩してみましたが、川のせせらぎと心地よく吹く風が蒸し暑さを忘れさせてくれるようです
 

karyu02.jpg karyu01.jpg
 

夜の先斗町をブラブラしていると
せっかく夏の京都に来たのだからと納涼床を体験してみたいと思うようになりました
最近増えてきた洋風なお店は今回はパス
けれど京っぽいお店はちょっと敷居が高い・・・
 

karyu04.jpg
 

今回伺ったのは
鍋と旬菜と京料理 先斗町「花柳」
京料理のお店といっても午後9時以降は『床BAR』となるそうで、入口で悩んでいると用事を済ませて帰ってきたスタッフに案内されました(浴衣効果があったかも)
 

karyu05.jpg karyu06.jpg
 

京都らしい狭い玄関口から石畳の薄暗い通路を抜けるとそこに奥行きの深い世界が広がっていました
かつてのお茶屋をそのまま利用したお店なんだそうで、なにやら舞妓さんも呼んでお座敷遊びも出来るのだとか
この日もラッキーなことに舞妓さんとお店ですれ違いました
 

karyu07.jpg karyu08.jpg
 

残念なことにお腹いっぱいですのでここでビールとワインを一杯いただきます
ここでちょっぴりですがお茶屋気分も味わえました
無粋ですが床料(席料)は1kほど
気持ち良い風が涼しげなのと心地よい緊張感でちょっと酔いが回りました

About

2011年8月 7日 07:06に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「京料理「琢磨」祇園白川店」です。

次の投稿は「「瓢亭別館」の朝粥」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。