真狩温泉の駐車場から少し降りたところに風のレストラン・マッカリーナはありました
オーベルジュらしく宿泊施設も併設されています
4部屋しかないのでいつも予約で埋まっていますが、ここに泊まると
夕食の他に宿泊者だけの特権、朝食がいただけるとか
ついでにここのサロンは洒落ている上、カクテルなども楽しめるようです
エントランスで少し待たされたのち、テーブルに案内されます
女子会や昔女子会だっただろう方々で席はすでにほぼ埋まっていました
シャンパンを注いでもらい
と思いつつも私は車なので羊蹄山の伏流水をいただきます
まずは前菜
「湯葉のミルフィーユ」も美味かったのですが、タコが美味かった
生のタコの感触がありましたので、さっと湯を通しただけなのかもしれません
手前はチカのフリッター
こんな恭しいチカを見たのはこれが初めてでした
つづいて季節の野菜「ブロッコリー」
これが豪快に盛られました
菅谷伸一シェフ曰く、「野菜の力と塩の力、あとはゆで加減だけで、個々の味わいを引き出しています」という文章をどこかで読みましたが納得です
このままでもいけますが、ベーコンのソース?をかけていただきます
このソースJINのパンに載せても美味かった
スープは「越冬ジャガイモ」のスープ
越冬キャベツは聞いたことがありますが、越冬ジャガイモは初めて
野菜は低温で貯蔵すると糖分が増え甘さが増します
野菜の甘さたっぷりのスープでした
メインは肉料理と魚料理を選べますが、ビジュアル的に夫婦で両方頼んでみました
肉料理は知床地鶏のソテー
泡立っているのはカプチーノ仕立にした牛乳をかけたマッシュポテト
おでんのように味のしみた大根のソテーも美味かった
魚料理はアブラコ
これは北海道では雑魚のように扱われることもありますが実は高級魚、内地でいうところの「アイナメ」にあたります
デザートはマスカットのセリー寄せとシャーベットだっかな?
コーヒーと菓子が出てきて終了
もうお腹いっぱいです
3,150円のコースでしたが、質はもちろん量的にも満足でした
今度は夕食時にでも訪れたいものです
オーベルジュは無理としても、近くのキャンプ場でキャンプしながら
夕食はマッカリーナというのも良いかもしれません
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場から裏道をタクシーを使えば10分くらいでこれそうですし
さすればこんなお酒を飲むことも出来ます