『お鰭をどうぞ』で始まる卓袱料理
長崎に来たのなら食べていこうと、料亭御宿坂本屋の昼食を予約しておきました
(夜はちょっと手が出ませんでした、というのも花月などの有名店なら一人2諭吉くらい)
坂本屋は長崎港から歩いて10分くらいのところにあり船に酔った足取りでもほどなく到着いたしました
建物はちょっと歴史のある宿の昼間空いている部屋を使わせていただくと言うもの
贅沢な趣もそうですが、畳をひいた和室の個室は船酔いのあとだっただけに嬉しい
八畳ほどの個室に卓袱の語源となる朱色の円卓がひとつ
これに都度料理が運ばれてきます
前述のようにまずは「お鰭」「小菜(湯引き)」「小菜(さしみ)」「小菜(口取り)」「小菜盛(香の物)」「煮物(黒豆)」
そして坂本屋と言えば「東坡煮」
脂肪の油が抜け落ちゼラチン状になったそれはまさに絶品でした
ご飯に載せて東坡煮(角煮)丼です
水菓子(果物)はこの時期が旬のみかん
そういえばあちこちの家の軒先に見かけました
それに梅椀(しるこ)
満足の「卓袱料理」でした
それに疲れもだいぶ取れました
次は長崎での龍馬ゆかりの地をガイド付で歩いて回ります)