「修行僧」もしくは「修行」
航空会社の提供するマイレージ加算を一種のゲームと考えて旅行を楽しむ人々がネットコミュニティを通し自然発生的に出来た造語です
北米系の航空会社は主にアジアなどの特典航空券を比較的少ないマイル数で提供してくれるのが目的のようですが、国内においてはその航空会社の上級会員資格に大きな価値を見出し、資格獲得のため搭乗するという旅行スタイルが一般的な旅行の常識からかけ離れていたこと、そしてそれにエコノミークラスでの長距離旅行や搭乗を繰り返す様が時間的・身体的に負担がかかることから「修行(修行僧)」になぞらえるようになったといわれております
しかもその旅行の目的が観光ではなく単にマイルを獲得することに固執しているのも特徴です
まあ空港でその土地のものを食べてきたり
お土産として写真のようなものを買ってくることもあります
(大阪土産の蓬莱551の豚まんと551ちまき・熊本土産の辛レンコン)
その上級会員資格にどれほどの価値があるのかということですが
まずは航空券の予約時、キャンセル待ちが優先されたり
空港で空席待ちが優先されたりとビジネスマンなどに好評のサービスがあったり
非常口脇やJクラスの後ろなどの足元の広い席がアサインできるのも嬉しいですね
空港のラウンジではビールなどの飲み物が提供されるほか、PCの電源やネット環境も提供されています
海外旅行の際はブッフェ形式の食事の提供、シャワールームや手もみのマッサージなど至れり尽くせり
ファーストクラスやJGCの窓口で受付できる他に専用のセキュリティゲートがあるので、空港で待つ時間がかなり節約できます
預けた荷物が優先的に出てくるのは勿論
海外などは自宅から無料で発送出来たりするのも嬉しかったりしますが、これはさすがに来期から有料のようです
ここ数日JALの債権問題がTVを賑わしております
特に提携する航空会社がどこになるのか、チェックは欠かせません
というのも海外に行く際はそのラウンジを満喫したりもしますが、現在JALはワンワールドに加盟しているおかげでアメリカン航空やキャセイパシフィック航空、カンタス航空などマイルで乗れる上、それらのラウンジも利用可能でした
今後どうなるか
それよりこの多少オーバークオリティとも思える上級会員資格のサービスが継続されるのか
今一番の心配事です