「マレー半島すちゃらか紀行」(若竹七海・加門七海・高野宣李著)
という3人の女性が書いた紀行文が本になってます
旅での不幸を楽しむその姿勢が楽しい紀行文です
そしてその中に「ネコブル」という摩訶不思議な言葉が登場します
その紀行文から解説させていただくと
「ネコブルというのは、要するにトラブルの軽度のやつだと思っていただきたい。
・・・・・(中略)・・・しかしながら誰だって、ツーリストではなくトラベラーになりたいと願えば、この程度の出来事の40や50、体験しているに違いない。そう、この程度の軽いトラブル。これを私たちはネコブルと呼んでいるのだ。そして、トラブルこそ願い下げであるが、ネコブルなら束になってかかってきても大丈夫。いや、かかってきてくれなければ旅にならぬと思いを定めているのだ。」
造語のようですが、旅行していると思い当たるふしのある不思議な言葉です
ちなみに今回のマカオ旅行でもその「ネコブル」に見舞われました
そしてこれだけなら良かったのですがその後本物のトラブルにも見舞われてしまいした
まずは「ネコブル」から
今回のマカオは現地で日本語バスツアーを頼みました
なんでかってそれは値段、マカオへの往復フェリー代+3,500円位でツアーが募集されていたからです
それにマカオで遺産をみても何だか判らないんでは話になりません
今回はガイドの話にも聞き耳をたてることにします
その名も「モーニングマカオ」
ツアー代金は600HKD
夜のマカオはカジノを楽しむのがメインでしょうが、このモーニングマカオは午前中に世界遺産を見て廻るもの
催行はパンダバスというアジアに拠点のある現地ツアー会社がやってました
さて同行される方は日本人、ガイドも日本人ということで、ここで今回香港国際空港のイミグレーションから持ち続けていた緊張感がプッツリ切れてしまったようです
それは朝ホテルに迎えに来たバスでの出来事です
このバスの仕事はフェリーターミナルに我々を届けるだけのものでしたが、そのバスの中にデジカメを忘れてしまいました
マカオのフェリーの中で気がつきましたが、時すで遅し
もう乗ってきたバスに戻ることはありません
だめもとと、ついたらすぐに現地ガイドから連絡をいれてもらったところ
バスの中にあるとのこと
夜ホテルにデジカメを届けていただきましたが、パンダバスのスタッフにお礼と+α はいうまでもありません
本当にありがとうございました
アジアの国で忘れ物が戻ってくるってこと自体ラッキー以外なにものでもないと思ってます
パンダバスは香港、タイ、シンガポール、インドネシアで各種現地ツアーをやっているとのことなので
また次回利用させていただきます
以上まずはネコブルから
これで気をよくしてしまい次はいよいよトラブルです