最近久々にUFO論争がTVやインターネットで行われている
矢追純一氏の書いたものは一通り読んだUFO研究家(笑)の私としては嬉しい限りだ
ただ、きっかけとなった町村官房長官の
18日の記者会見で、UFO(未確認飛行物体)について「絶対いると思っている」と述べたうえで、「そうじゃないと、(宇宙人が描いたとの説もあるペルーの)ナスカの地上絵なんて説明できないでしょ」と力説し、“UFO信者”としての持論を展開した(12月19日産経新聞より)
という持論には一寡言ある
何故・・・・
それはナスカの地上絵の第一人者であるマリア・ライヘ博士の研究をまったく無視しているように思えるからだ
マリア博士の功績によりナスカの地上絵についてはかなりの部分の謎は解明されている
写真の左側の本がペルーにマリア博士のもと訪れた知人が寄付金代わりに買わされた博士の著書です
ドイツ語で読めませんがオーパーツ(じゃないとこのblogで言っているのですが)好きな私には何よりも宝物です
ちなみにその知人、小型飛行機でマリア博士の解説付きで地上絵を眺めたとの羨ましい話をしておりました
翻訳本ではないが日本ではTVでおなじみの楠田枝里子氏がマリア・ライヘの生涯をかけた研究を追いかけ(当時の東ドイツまで)本にしている
それが写真右の地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯「ナスカ 砂の王国」という著書である
これなかなか読み応えがあります
官房長官UFO話は嬉しいがちょっとフライング気味です(関係ないが私は官房長官の選挙区民)