« 原野の料理番 | メイン | 炭 »

持ちカエル・無事カエル

DSC_01310001.jpg


日本RV協会より
写真のステッカーが届いた、
これは私が所属する「北海道キャンパーズ連盟」の会員に配布する目的で無理をいって頂きました

「持ち帰る・無事カエル」マナーの自己啓発のステッカーである

昨年は知床が世界遺産に指定された事が契機となりキャンピングカーを使い観光される方が増えた

とてもよいことだとは思う

ただ、もともと知床周辺の町は観光客の残すゴミについて苦慮していた
有料のゴミ袋を用意したりとしたようだがあまり効果はなさそうである

そのうえ、昨年NHKで取り上げられたが、知床のとある港にキャンピングカーを我が物顔で泊めている輩の姿が報道された
記憶が曖昧ですが、キャスターからは「何故近くのキャンプ場を利用しないのか?」との答に「キャンプ料金が高い」とのことだったが
(NHKもここぞとばかりに近くのキャンプ場利用料は○百円との説明をつけられていた)
その後も、やらせでもここまで出来ないであろうと思うほどの言動、キャンピングカー乗りとして赤面してしまうほどの言動が映し出されました
その他この漁港を管理する方の話ではキャンパーに無断で水道を使われ(洗車でしょうか)その負担額も問題になるほど大きくなってきているとのことでした

似たような話は最近良く聞く、ニセコで昨年お借りした(企画書を出して正式に借りたところ)駐車場兼イベント広場も普段無断で使用される上、そこのトイレは近辺のペンションの方が管理しているのだが
夜間閉鎖している事に腹を立て蹴飛ばした痕があったりするとのことでした

キャンピングカーは売れているそうだが、底辺が広がれば前述のような輩も同様に増え
しかも目立つ事から悪い意味で注目される
日本RV協会でもこのマナーについて随分悩まれているようだ
何と言っても売っている立場では面と向かって顧客にマナーを守れとは云いずらそうだ
キャンパーが自らマナーを自覚し率先して行動しようとの目的で、この「持ちカエル・無事カエル」ステッカーが作られたとのこと
この頂いたステッカー有効に使わせていただきます

ところで私も昨年キャンピングカーにエコBOXを導入した
45Lのゴミが入るので2泊くらいまでなら難なくゴミは持ち帰ることができる、これに貼る事にしよう

このエコBOX買ったきっかけは、そこでも書かせていただいたが
毎年数件だが北海道のキャンプ場が閉鎖に追い込まれている
市町村はキャンプ場に費やす予算の確保が難しくなってきているのであろう

夕張をはじめとしてこの傾向はさらに強まるだろう
少しでもキャンプ場におけるゴミ処理に掛かる経費を減らしたいそんな思いで取り付けた
持ってきたものを持って帰れない道理は無いだろう、小さな事だが協力していきたい

それと「無事カエル」今年一躍脚光を浴びた飲酒運転、キャンプではついつい飲む機会が多くなるが
深酒も程ほどしよう(^^ゞ
こちらも難しい問題だ・・・・

About

2006年12月18日 12:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「原野の料理番」です。

次の投稿は「」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。