さて、冬になりいよいよ書くことがなくなってきた
このBLOGもいつまで続くでしょう・・・
晴耕雨読という訳ではないが、冬はキャンプは出来ないので(寒いので単にしないだけだが)
必然的に読書のシーズンとなる
で、タイトルにある「チャーリーとの旅」
ノーベル文学賞を受賞したジョン・スタインペックの作品です
「怒りの葡萄」あたりは読まれている方も多いのではないでしょうか
このBLOGでこの「チャーリーとの旅」を取り上げたのは
この物語はスタインベック自身がキャンピングカーでアメリカ再発見の旅に出かけ
それを書き留めたノンフィクション?だからです
物語の時代背景は古くケネディ大統領がまだ大統領選をやっていたころ
チャーリーという名の犬を連れ今まで書きつくしてきたはずのアメリカを巡ります
ノーベル賞を受賞し有名人となったスタインベックがホテルでの旅はいろいろと煩わしい
との考えからキャンピングカーを使います。
最初にこの本を読んだのは小学校の図書館でした
当然家には車なぞ無く、ただただ羨ましいの一言でした
十数年前私自身がキャンピングカーを持ち、キャンプするようになったとき
再度読みたくなり随分と探した記憶があります
道立図書館で20年ぶりにこの本に出会い、購入しようと
巻末に有る出版社「弘文堂」の電話番号を調べ電話したところ
廃版になったとのことだったのですが、
電話に出られた方のご厚意か「サイマル出版会」という会で
再版しているということを聞き、何とか手に入れることが出来ました
最近ではAMAZONで一発検索、嬉しいやら悲しいやら
そうそう思い出しました
キャンピングカーの名前はドンキホーテにあやかり
「ロシナンテ」です
いかにも文学を書いている方の本で読み応えが有りますが
暇なときにアメリカ地図でも眺めながら読むと面白いですよ