タケノコ採り
北海道では「根曲がり竹」の若竹採りを指します
このタケノコは北海道のほとんどの地域で採れます。
今回ニセコアンヌプリに行くはずでしたが、まだ林道や採るはずのエリアは豪雪の影響で雪の中、
何故か北へ(^^ゞ浜益へ向かいます、暑寒別岳にはまだ残雪が有りましたが浜益周辺の山はほとんど溶けていて頃合です。
夜半に札幌を出発、日が昇ったころでしょうか山々に霧が掛かっていましたが遠くに見える雪をいただく暑寒別の眺めは良かった(^o^)丿
私は春の山菜はまずはゴールデンウイークにギョウジャニンニクを採り
その後タラの芽、独活、フキときて最後に山菜の王道を極めるべく「タケノコ狩」に山に入ります。
もうこの時期になると山に入ってもよほどの事が無い限り「クマ」の心配はいりませんが
山をなめるととんでもないこととなります、そうですタケノコといえば遭難がつきもの、根曲がり竹の中を若竹を探してぐるぐる廻っていると例外なく方向を見失います。
遭難事故も多いようで林道入口には遭難した場合の捜査費用一部負担についての看板を良く見かけるようになりました。
今回は同行してくれたベテランが車に放送用のスピーカーを持参、タケノコ狩の最中ずーと演歌をながしてくれたお陰で安心してタケノコ採りに専念できた。演歌も数曲覚えました(^^ゞ
2~3時間ほど、朝飯のおにぎりを食べたりしながらのんびり、それでも11kgほどを採ってきました。
で、これからが「タケノコ採り」の大変なところ
まずは選別、少し皮を剥きながら虫が入っていたり傷ついたものを除けながら水洗い、これに1時間半
その後縦に切れ目を入れ軽く茹でて皮を剥きますがこれが大変5時間(ビールをちびりちびり飲みながら1人でやりました)
最後に寸胴に水をはりその中にすっぽりと入るようタケノコを詰め込んだ瓶を入れて1時間ほど煮込みます、ころあいを見てお湯の中で蓋をして(トングを利用しました)しっかりと閉める作業を丸2回。
全部で8時間半、採るより瓶詰めで疲れるのがこのタケノコ採りです
でもそんな苦労も中瓶で8個つめる事が出来、満足、満足
今回連れて行ってくれた人が来週もニセコに行こうと誘ってくれます、そこは過去に行っていて山のように良い品(仲間内いうところの築地物)が採れる所。
とはいえこの瓶詰め作業が大変なのと、しばらく食べる分は確保したので断るしかないかな。
今年のキャンプはタケノコ料理、和風もいいけどグラタンやピザ等に活躍してくれそうです
でも寒い時期の煮物やおでんも良いな、もちろんタケノコご飯も(^o^)丿