マラッカ海峡の重要な東西貿易の交易点として栄えた港町「マラッカ」
歴史的に重要な場所として2008年ユネスコの世界遺産に登録された、世界中から大勢の人々が訪れるマレーシア屈指の観光スポットです
マレーシア3日目となる12月30日は、そんな世界遺産マラッカを見て回ろうと思います
ただクアラルンプール市内からは結構な距離があるうえ、見て回るスポットも広範囲にあることから、あらかじめバスツアーを予約してありました
それが「世界遺産マラッカ日帰り観光ツアー オランダ広場・セントポール教会・リバークルーズ・ニョニャ料理ランチ付き」というもの
当日の朝、ホテルに向かいに来てもらい大型バスで向かいます
バスは高速道を使いマラッカに向かいますが、高速道路料金の支払いにはMRTやLRTで使える交通系ICカード「Touch & Goカード」が使えるようです
マラッカまでは2時間ほどの行程
途中ツアーバスはトイレ休憩の為、サービスエリアに立ち寄りました
駐車場には懐かしい日本車 三菱ギャラン・シグマバンが駐車しておりました
1980年代、マハティール首相の国産車構想の元、政府のバックアップによって設立された、マレーシアの自動車メーカー「プロトン社」は当初三菱自動車工業と資本や技術面で提携していたこともあり当時は三菱車が盛んに輸入されたんでしょうね
このサービスエリアは日本と同様にトイレや休憩、売店などがありますが
特筆すべきがマレーシアらしく、このサービスエリアにはお祈りの場所があること
もちろんここは神聖な場所、土足で立ち入ったりは出来ません
「Shoe Off Please」の文字が見て取れました
売店はこんな感じの露店
南国フルーツや飲料水とともに
マレーシア名物魚せんべい「クロポ」も売られていました
まず最初にたどり着いたのが、世界最古の中華街ジョンカーウォーク
プラナカン建築が連なるこの通りは、週末の夜は一般車両を通行止めにして
屋台が並ぶ歩行者天国となります
今回は残念ながら昼の訪問ですが、次回はマラッカに宿泊して
夜の屋台目当てに彷徨ってみたいものです
マレーシア最古の仏教寺院「青雲亭」を参拝
この寺は明の武将で海軍提督、鄭和の功績を讃えて建立されていますが
屋根のゴージャスな飾りが目をひきます
寺の完成は1704年、当時の姿をそのまま残す本堂の建築資材はすべて中国本土から運ばれたものだそうです
満州族に滅ぼされた、明朝の李はマラッカに逃れここに明国再興を祈願したと言われます
本尊は観世音菩薩
航海・漁業の守り神「媽祖」も祀られているます
他には関羽帝は当然として、閻魔様まで祀られています
そういや見るのに夢中で何もお願いしなかったな〜