« 高知市での宿はビジネスホテル港屋 | メイン | とさでん交通サイバラ電停の看板に誘われ「ひろめ市場」へ »

城西館主催の町歩きツアー「龍馬の生まれたまちで夕暮れさんぽ」に参加

高知市の宿にチェックイン、大浴場で一っ風呂浴びたら
続いて城西館主催の町歩きツアー
「龍馬の生まれたまちで夕暮れさんぽ」(参加料一人500円)に参加いたします
このツアー、高知市の老舗ホテル城西館の社員によるガイドツアー
龍馬の幼年時代を過ごした「上町」
その龍馬の史跡を巡りながら、史跡解説や町のローカルネタなどを聞いてお散歩というもの
今回は私どものみの参加者だったことから
いろいろ質問しながらのワンツーマンでの街歩きツアーとなりました

まずは「才谷屋跡」
才谷屋は坂本家の本家で、寛文6(1666)年に長岡郡才谷村からこの地に出て質屋を始め、後に酒屋や諸品売買業へと商いを拡大していった。八兵衛守之が最初だ。文禄から享保にかけて驚異的に発展し、播磨屋や櫃屋とならび称され、城下屈指の豪商にまで成長する
そう当時の土佐藩は身分階級があり、坂本龍馬は下士の中でも郷士と呼ばれる身分にも関わらず、上士の居住する上町に暮らしていたんですね


shimanto110.JPG
 

いまは「さいたにや」として営業している喫茶・塾の周辺に才谷屋は有ったとのこと
 

shimanto111.JPG
 

続いて「近藤長次郎邸跡」
饅頭屋長次郎と呼ばれたそうですが
大里屋(餅菓子屋)の長男として生まれ龍馬の3歳下で幼馴染
龍馬との出会いをきっかけに龍馬の片腕となる
後に龍馬が興した亀山社中ではトップセールスマンとなる
残念な最期を迎えた長次郎の痕跡がここにありました
 

shimanto112.JPG
 

鏡川添いの桜の名所「築屋敷」
現在も当時の趣を残す石垣があります
何だか高級そうな邸宅が並んでいました

鏡川は龍馬の姉、乙女から泳ぎを教わった川
そして龍馬が剣術の修行をした日根野弁治の剣術道場があった場所
日根野道場がどこにあったのかはわかっているそうですが、現在は私邸のため伏せているのだとか


shimanto113.JPG
 

龍馬郵便局
平成11年、龍馬の生まれたまちに誕生
全国で唯一の実在した人物の名前がついた郵便局です
この郵便局の窓口で依頼すると,龍馬の姿が描かれた風景印を押してもらうことができるんだそうです
何だかここでスタンプを押した手紙を出してみたくもなりました
 

shimanto114.JPG
 

郵便局前にある龍馬ポストには
龍馬と一緒に「地球」と「桂浜の波」の像が載っていました
 

shimanto115.JPG
 

最後は龍馬生誕の地
現在の高知市上町1丁目上町病院前に,誕生地の碑は建っています
1835年11月15日に誕生した龍馬
いまでも毎年ここで龍馬誕生祭が行われているおすです
石碑の碑文は故吉田茂元首相の書と書かれていました
そう、吉田茂元首相は高知県宿毛出身で板垣退助の腹心だった竹内綱の五男だったんですよね
 

shimanto109.JPG
 

こんな感じで楽しい解説を聞きながら40分余り夕暮れの散歩を楽しみました
城西館の方に感謝感謝

About

2020年12月20日 09:03に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「高知市での宿はビジネスホテル港屋」です。

次の投稿は「とさでん交通サイバラ電停の看板に誘われ「ひろめ市場」へ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。