さてフランクフルトからは、ビールの都ミュンヘンへむかいますが
旅の足たる交通手段はICE(インターシティ・エキスプレス)、そういつものように海外テツの旅
南ドイツをこのICEなどのDB(ドイツ鉄道)で回りますが乗りこむ車両は動力分散方式の電車 ICE-3
営業最高速度は320km/hを誇るドイツの威信そのものです
ところが高速列車ICEと言えど、日本の新幹線とは違いレールは通常の列車と共用
高速列車専用ではないため、なかには速度の出せない区間も多く
本来の性能である最高時速320kmを出すのはわずかで
フランクフルトからミュンヘンへは距離の割には時間がかかり3時間15分のテツの旅となります
ということでまだ朝の8時過ぎですが、車窓を肴に一杯やろうとフランクフルト駅でビールを購入しておきました
空席が多いように思えますが、通路挟んで2席+2席となる、2等車は最終的に満席となりました
その割に1等車はガラガラでした
予約したさい1等車が安いと感じたのはこのせいなんですね
オープンサロンタイプは通路挟んで2席+1席
スーツケース置き場は有りませんが余裕で座席脇に置けます
そのうえ1等ではチョコレートなどのサービスやビストロ車両からの軽食のデリバリーもスタッフが行ってくれます
コンパートメントタイプ(四人用)は
ヨーロッパでよくお目にかかる個室タイプですが快適そう
家族連であればこちらを予約したいものです
車両には表示モニターがありますが最高速は表示されていませんでした
3時間半の長旅なのでフランクフルト中央駅のスパで買ったフランクフルト・ビール「BINDING」をやりながら向かうことに
車両はもちろんトイレ付きなので
いくら飲んでも安心
もっともバー/ビュフェ車両 「ボードビストロ」が連結されいるので・・・
ここで車窓を眺めつつ飲んでも良かったかもしれません
DBのWi-Fiは早いし、1等車らしくし座席脇には充電コンセントも用意されています
座席にテーブル
足置きがあるのが嬉しい
運転室背後の客室「コックピット・ラウンジ」
通称VIPシートと呼ばれる運転席のすぐ後ろのパノラマ座席
運転手と同じ視点で旅を楽しめるのが魅力
次回は是非ともこの座席を指定したいものです
車窓にはアウトバーンを行き来する車も見て取れます
ヴルツブリュク近郊の丘陵を見ると縦に整然と並ぶ葡萄畑が望めました
そうここヴィルツブルグはフランケンワインの故郷なんです
そんな車窓を楽しみつつ、ICEの旅は終了
ようやく旅の目的地ミュンヘンへたどり着きました