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居酒屋のお刺身盛合せ「縁側」の代用魚(偽装魚)

日本の商社はつくづく素晴らしいなあと思えると思えるものに「代用魚(開発魚もしくは偽装魚)」なるものがあります
希少で価値の高い魚への代用として外国産の魚もしくは深海魚などが代わりに使われています
例えば「シシャモ」の代用魚としての「カペリン」
これはもはや誰もが知っていてますので別段シシャモではなく「カペリン」といって売ればよいのにとも思える魚や
鮭の刺身などの代用のトラウトサーモン、クルマエビの代用のブラックタイガーなどが有名ですね
食の偽装問題の際は「バナメイエビ」が芝エビや車エビと称されて提供されて随分と問題になっていたという記憶があります
そうそうこれからの時期、居酒屋の宴会コースで提供される鍋などに入っている、自称「キンメダイ」や「キンキ」はそのほとんどがこうした代用魚なのでしょう
まぁ舌の肥えた方は当然気づくのでしょうが、私のような庶民にはそれでも充分というか、言われなければ多分気づかないかと思います
私個人としては、こうした代用魚を見つけ輸入している商社のバイタリティにひたすら感謝です
ところで下の写真は先般、斜里を訪れていた時にスーパーの鮮魚売り場で見かけた「ロシア産からすがれい縁側(解凍)」です、75gで415円と縁側にしたら大変安価で売られていました
これまた鮃などの縁側に代わる代用魚です


karasugarei01.JPG
 

この「ロシア産からすガレイの縁側(解凍)」を見て今から十数年前の居酒屋での出来事を思い出しました
とある会合で某居酒屋チェーン店を訪れた時のこと
大勢でその店を訪れたこともあり刺し身盛り合わせの船盛りを頼んだのですが
その刺身の船盛りをスタッフが持ってきた際、なんと丁寧にも差し出したお刺身の説明が始まりました、ちょっとした小料理屋ならそうなのでしょうがこうした居酒屋での話、しかもこう言っては何ですがそんなにも詳しくないだろうと思われるいかにも学生風のバイトと思われるスタッフでしたからなおさら異様に思えました
そのバイト?のスタッフの説明の中で「縁側」という言葉とともに説明された「縁側」は大変立派なもので、酔いもあったことからそれって鮃の黒頭の縁側って聞き返してしまったんのですが
その答えは自信をもって縁側ですとの事
その時は店長から指導された付け焼きの知識で説明したのだとばかりと思っていましたが、もしかしたらこの鮮魚売り場にあった代用魚たる「からすガレイ」や「おひょう」の縁側で、応えたくなかっただげだったかもしれません

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2017年10月15日 06:16に投稿されたエントリーのページです。

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