(映画『ドリーム』オフィシャルサイト - 20世紀フォックスより拝借)
今回新千歳空港から香港国際空港へ向かう際、使われた機材はなぜかアップグレード
本来なら長距離路線に使われる機材であるB777-300ERに変更になっていました
ということでビジネスクラスについてはヘリンボーン型の半個室のシートがあてがわれることになります、個人用モニターも15.4インチと大型のもの
しかも映画はオンデマンドで視聴が可能なうえ、日本ではまだ公開されていない映画が目白押し(日本語の字幕の無いものも多く、半分くらいしか聞き取れない映画もありましたが)
ということで、香港までの5時間余りのフライトで日本未公開の映画を1本楽しみました
その日本未公開の映画とは
NASAを支えた黒人女性たちを描く、映画『Hidden Figures』(隠された人々って原題ですがなかなか的を得ていますこのまま使えばいいのに)
来月9月に日本で公開になる映画でまだ見ていない方も多くネタばれになってしまう可能性が多いのでさわりだけにさせていただきますが
いや~映画に登場する黒人女性たち3人、別段美人ってわけではないのですがスカッとするほどカッコ良く演技も素晴らしいことから、とにかく痛烈で滅茶苦茶面白かった
久々に面白い映画を見ました
この映画は実話に基づいて作られたそうですが、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争が行なわれる1960年代初頭のアメリカを舞台に、NASAで宇宙飛行士のジョン・グレンを宇宙空間に送り出して無事に生還させるという事業に尽力した3人の黒人女性が人種と性別という差別の壁を突き抜けながら偉業を達成する姿が描かれています
邦題は『ドリーム』
ちなみにもともとの邦題は「ドリーム私たちのアポロ計画」だったそうだが、マーキュリー計画が舞台の映画なのに、なぜ「アポロ」なんだと映画ファンから日本の配給会社にSNS等で非難が殺到、変更を余儀なくされ「ドリーム」だけになったそうだ
ちなみにこの映画のクライマックスで主人公のキャサリンが、コントロールルームで「皆もう月面に立っているじゃない」との台詞が泣かせますし、またそのキャサリンはあのアポロ11号やアポロ13号の軌道計算をしていたことが最後の字幕で紹介されていました
まぁ「アポロ」でもよかったんじゃないと思うのは私だけ?でしょうか
日本での劇場公開日は今年の9月29日
これは必ず映画館の大画面で再度観てみるつもりです
おっとその前に同じマーキュリー計画を描いたハリウッド映画の「ザ・ライトスタッフ」を先に見ておくことにしますが