8か月の滝川での単身赴任生活も終わり
マンションの荷物を片付け向かったのが
フランス料理 プティラパン
先月末発刊された「ミシュランガイド北海道特別版2017」に初掲載されたお店です
ちなみにこの日は第82回ワインと料理を楽しむ会とかで伺わせていただきました
このプティラパンさんのワイン会で滝川最後の夜を満喫しようというものです
本日のワインは4種
・スパークリングワインはイタリア コリブリ シャルドネ フリッツアンテ
・フランス アルザスのギュッセルブレヒト シルヴァネール 2015
・フランス ラングロック ドメーヌ デュ セル シャルドネ 2015
・ フランス ラングロック M.シャプチェ ペイドック BIO シラー 2013
それぞれ池田ソムリエが料理に合わせたワインです
カウンター越しにオーナーシェフ老田弘基さんの手際を拝見しつつ
料理を食べワインを飲むという贅沢な空間を愉しませてもらいました
まずは前菜
「根室産アイナメのエスカベシュ」
添えられているのはローストしたルッコラなんだとか
アイナメと言えば銀座の料亭にでも出てきそうな名前ですが
北海道では港でごくごく普通に釣れるうえ
「アブラコ」という名で知られる馴染みのある大衆魚
春先のアブラコは脂がのって美味しいんです
パンは「道内産ライ麦全粒粉のパン」
ライ麦パンと聞いて少し硬めのパンを想像いたしましたが
中はもちもち、そのうえ表面はカリッカリに焼かれた私好みのパンでした
このパンはバター塗っていただきましたが、これ生ビールでもいけるかも
おっとそうだ今晩はワイン会だったんだ
道内産鶏むねのボイルドハム
ソースはなんと白かぶのムースでした
ソースらしからぬ素材ですがこれがまた鶏肉によく合いました
そして「泊産 真イカのファルシ
うちやま農園のアスパラ添え」
真イカのファルシ
老田シェフのスペシャリテなのでしょう
斬新で滅茶苦茶気に入りました
そうイカはこれからが季節
私も泊港の向かいに位置する岩内ターミナルあたりで
エギング釣りによる「豆イカ」釣りを楽しんだりしています
真イカに添えられたアスパラはここ滝川からもほど近い、美唄のうちやま農園さんのものとか
ちなみにうちやま農園さんには例年「収穫体験」に訪れ
極太のアスパラを収穫して、その後キャンプなどで料理して楽しんでます
今年は残念ながら伺えませんが下の写真のように新鮮なアスパラを味わったりと、例年わがままな行為を楽しませてもらっていました
今年は食べ損ねたと思っていただけにこのメニューは嬉しい
と言うか、いい食材選んでますね
真イカのファルシは中に野菜とイカゲソが詰められていて
まさに函館のイカメシのよう
ワイン会ですが、できたら日本酒でやりたいとこぼしたところ
この日、ワインと料理のマリアージュを考えていた池田ソムリエに聞かれて
その通り日本酒なら間違いなく合うと思うが、やはりここはワイン会
この料理に合うワインをいつも模索しているとの事でした
ちなみにこの晩
カウンターには北海道で日本酒ならこの方でしょうとも思える
上川大雪酒造の川端杜氏もいらして楽しく過ごさせてもらいました
メインは江別産庵夢豚ヒレのロティ
添えられている玉ねぎがむちゃくちゃ甘くて旨い
デザートは名物のカヌレはすでに品切れでしたが、ジャラートとコーヒーをいただき
コースは終了
これがワイン会の戦いの跡ともいえる
ワイングラスの山
割れやすいワイングラス、この後洗うのも大変そう
オーナーシェフに駐車場に次回は一晩停めさせもらえるか懇願し了承あただいた旨で、来月のワイン会の予約を取ったうえ
店を出て滝川の三楽街に向かうことにします