« たえず修復される世界遺産「グエル公園」 | メイン | ボケリア市場にある宇宙最強の人気バル「EL_QUIM_de_la_Boqueria」で頂くタパスとビール »

バルセロナの台所、その名も胃袋市場(ボケリア市場)へ

カタルーニャ広場でバルセロナ・シティ・ツアーのバスから下車
メインストリートたるランブラス通りを散策
 

Espana287.JPG
 

目指す場所はコロンブスの塔ではなく
バルセロナの台所、サン・ジュゼップ市場
地元バルセロナで暮らす人々の胃袋を支えている市場ですが、ここで困ったことが
実はgoogleマップで探してみても、それらしき場所には「ボケリア市場」という市場しかありません
しかも表通りからはなれ混みいった細い道を通ったりもしましたので
そんなところにバルセロナで一押しの観光地があるとは思えませんでしたが、そこにあったのはまさしく「サン・ジュセップ市場」
どうやらサン・ジュセップ市場は正式名称のようですが、通称名の「ボケリア市場」が名が通っていたようです
どうりで探せないはずです

ちなみに「ボケリア」とは胃袋の事ですから
その名のとおり「ボケリア市場」は胃袋市場ということになります 


Espana288.JPG Espana289.JPG
 

市場の中はこんな感じ
屋根付きの広場に屋台風の店舗がならんでいます
 

Espana290.JPG
 

私が伺った午後3時ころは地元の人々よりも
いかにも観光客といった風情の方で賑わっていました
私もここでバルセロナの人々が日常の食材を購入し、気軽に手軽な食事を楽しむ場所を覗いてみることに
 

Espana293.JPG
 

この市場で一番目にするのは、店の軒下にぎっしりとぶらさがっているハモンセラーノ
そしてショーケースには生ハム・ローストハム・サラミ・チョリソーなどの加工肉がずらり並んでいます
日本まで買って帰りたいのですが、検疫の問題もありここはウインドウショッピング
 

Espana291.JPG Espana296.JPG
 

そんな市場にはハモンセラーノの銘店
「Boqueria ibérica Can Vila」なども
いや~買って帰りたい
 


Espana298.JPG
 

他にもパンやパイ
そうバルセロナはパエリアが有名ですが、バルセロナ市民の主食はやはりパンのようです


Espana294.JPG
 

フレッシュジュースも美味しそう
お隣のバレンシア産の果物でしょうか、色も鮮やか
これがワングラス €1.5(200円弱)とリーズナブルです
 

Espana295.JPG
 

八百屋に並ぶ珍しい野菜の数々
トマトやトウガラシなどなど
太陽の沈まぬ国と言わしめたスペイン帝国の植民地だった国々を思い起こしてくれます
 

Espana297.JPG Espana299.JPG
 

ところでスペイン帝国といえばやはりこれでしょう
そう「スパイス」です
マゼランの死後、祖国スペインに帰ってきた「ビクトリア号」が抱えてきたスパイス(クローブ)は途方もない高価で取引され
スペインの海洋進出にきっかけになったといわれています

そんなスパイスは今もなお、この市場で売られていました
サフランや胡椒・ターメリックなどのスパイスがふんだんに使われるパエリアはここやバレンシアが発祥といわれるだけはありますね
 

Espana303.JPG
 

そんなパエリアの食材に欠かせないのはムール貝や海老などの海産物
バルセロナは港町ということもあり
新鮮な海産物も多数並んでいました
ムール貝は山ほど売られていましたし
牡蠣、海老、手長海老がとても美味しそうです
 

Espana300.JPG Espana301.JPG
 

大ぶりの烏賊や鰯・スズキ?なども並んでいます
こうした海産物の豊富さはスペイン料理が日本人にも馴染みやすい理由の一つとなっています
 

Espana302.JPG
 

カットフルーツの詰め合わせもいただきましたが
ここはやはり市場内にあるバルでタパスつまみにちょっと一杯やっていくこととします
 

Espana304.JPG

About

2016年12月27日 20:02に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「たえず修復される世界遺産「グエル公園」」です。

次の投稿は「ボケリア市場にある宇宙最強の人気バル「EL_QUIM_de_la_Boqueria」で頂くタパスとビール」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。