研修のあと場所を横浜中華街に移し
「上海料理 状元楼」で飲茶ランチ
さてこの上海料理 状元楼
横浜中華街では高級レストランのひとつらしく
TVのバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン ゴチになります!」で松田聖子さん荒川静香さんがゲストの回に使われたんだそうです
で、お味はというと飲茶以外はあまり覚えていないんですが
覚えているのはこのアサヒ スーパードライ 横濱中華街ラベル
まぁ味は同じだと思うのですが中華街の雰囲気が出てきますね
それと最後に出てきたチャーハン、これはさすがに美味かった
食後は腹ごなしにすぐ近くの山下公園へ向かいます
なんとなくですが、時間が有ったので山下公園の港に係留されている日本郵船氷川丸を見学することに
船首フォクスルデッキには巻揚機などの係留設備
そしてはるか向こうにはベイブリッジでしょうか高い塔のようなものが見えました
もちろん横浜ランドマークタワーなど横浜みなとみらいの風景も船上のデッキから望むことができます
当初時間つぶしといった感じで
バカにしていた感のある日本郵船氷川丸でしたが、中に入ったらびっくり
一等公室にはフランス人デザイナーによるアールデコ様式の内装が施されたそうですが、まるで豪華客船
特に下の写真数枚の1等特別室などはいまでも通用しそうなたたずまいでした
そういや喜劇俳優のチャーリー・チャップリンも乗船したそうだけどこの部屋だったのかな
そんな1等特別室にはなんと専用のバスタブや
部屋をまたいで談話室まであります
まるでホテルのスイートルームといった趣です
ちなみにここが1等の食堂
そして1等の社交室
しかもエンジンは当時最先端のデンマークのB&W社製のディーゼルエンジンを搭載
なんだか欧米に追いつき追い越せといったそういったちょっと背伸びしたい日本の事情が見て取れますね
そうした機材を購入するための外貨は当時、生糸を輸出して稼いだものらしいです
梱包され積まれているものに生糸(RAW SILK)MADE IN JAPANの文字が見て取れますが
生糸や絹織物は当時日本の主要輸出品であり重要な外貨獲得源でした
農家の超し屋根などで育てられた蚕がこうして海を渡る日本の重要な輸出品だったことを訴えているのかもしれません
洋風なものの多い氷川丸の船内ですが
船内の操舵室の神棚には日本の客船らしく氷川神社の御祭神が祀られていました
さて最後に訪れたトイレですが見学者のためのトイレに改修されていました
もちろんここでマーキング
そして下船となりましたが、入場料300円(JAF割引)と考えるとかなり見ごたえのあるミュージアムでした