小銭を支払いその場で立ったまま酒を飲む行為
「立ち飲み」
おもな立ち飲みは酒屋の片隅に立ち飲みのスペースがあり
酒屋で買った酒をその場であけて飲むことら発達したようです
酒の肴は同じく店で買った缶詰(サバ缶等)
同類の人々が夕暮れごとに酒屋に集まり、日々の話題を口にして立ち飲みに興じていたそうです
まぁ立って飲むわけですから、足腰が立たなくなるくらいまで飲むことがないってのが一番の魅力なんでしょうね
ちなみにこれは日本独自の文化かと思いきや
イギリスのパブにもカウンターまで客が自らおもむいて直接バーテンダーに注文し、飲み物を受け取ったらその場で清算するそんな粋な飲み方があるようです
今度ロンドンあたりで、そんな粋な飲み方に挑戦してみたいものです
奄美大島に着いた早々に行った郷土料理 春
ここで黒糖焼酎の美味しさに目覚めてしまい
次に向かうのはそんな黒糖焼酎が飲める立ち飲みのお店
「奄美時代屋たっとかんばぁ」でした
店内はいると椅子をすすめられましたが、ここは立ち飲みにこだわります
お店は奄美の台所を支え続けている?末広市場の入り口付近にありました
店の前や店内にはなにやら昭和を髣髴させるポスターが貼られていてなにやら昭和のレトロ感を演出しています
けれど店内のお客さんは平成生まれと思われる若い方で盛り上がっていました
さて今はそんなレトロなポスターよりも
今は黒糖焼酎の瓶が並んでいる棚に目が行ってしまいます
こうして棚をみてもこの奄美大島には結構な酒蔵があるようです
さて今回この「たっとかんばぁ」で飲んだのは
お好きな3銘柄を選んでいただく「黒糖焼酎めぐり」700円というやつ
立ち飲みの伝統に従い、頼む都度この現金入れと書かれた缶にお金を入れて頼む飲み屋さんです
まぁ現代風ですからイギリスのパブ風に代金を商品と交換にその場で支払うキャッシュ・オン・デリバリーの形態をとっています
選んで飲むといってもまだ銘柄がわかるほど黒糖焼酎に精通しているわけもなく
お店の主人にお任せいたします
選んでくれたのが
町田酒造の「里の曙」
奄美大島の最も小さな酒蔵富田酒造場の「龍宮」
西平酒造の「加那」
の3種
ちなみに明後日この加名の製造元である西平酒蔵を訪ねて
西平社長自ら酒蔵を案内していただき黒糖焼酎の作り方や西平酒造の歴史について教えていただくことになったきっかけの一杯がコレでした
さて今回「奄美時代屋たっとかんばぁ」で立ち飲みを経験させていただきましたが
考えてみれば2人でちょこっと飲んで700円
随分安く飲めるお店でした
いつの日か黒糖焼酎に精通して、この
チキチキ黒糖焼酎利酒選手権!!一回五百円に挑戦したいものですね