香港行が台風の影響で丸1日遅延となり
その1日をどう過ごそうかを考え
京急、山手線、特急あずさと3時間もの乗り継ぎでやってきたのは
山梨県北杜市白州町にある「サントリー白州蒸留所」でした
2年ほど前
京都の山崎蒸溜所を訪れて
「ウイスキー匠の技講座」というセミナーを受けたときの印象が良く
機会があれば山梨の白州にも行ってみたいと思っていたからです
サントリー白州蒸留所に着いたらさっそく、ウイスキー蒸溜所ガイドツアーを申込み
ツアー開始までの間、併設されるサントリー・ウイスキー博物館を見て回ることにします
まずは日本のウイスキーの父と言われサントリーのトリの一人、創業者の鳥井信治郎が出迎えてくれました
大ヒットした「赤玉ポートワイン」のポスターなどが展示されています
おそらく日本初のヌードのポスターでしょうが、今見ても妖艶ですね
モデルは松島恵美子さんという人なんだとか
戦後の洋酒ブームの火付け役となった
「トリスウイスキー」の展示物もあります
マスターブレンダーである鳥井信治郎が造ったウイスキーということで
「鳥井の」と名のついたウイスキーです
故開高健氏のコピーとして知られる
「人間」らしくやりたいな、トリスを飲んで「人間」らしくやりたいな 「人間」なんだからな
というポスターが有りました
京都の山崎蒸留所にはロビーで開高健氏のVTRが流れていたので、ここにも鳥井信治郎と親交の深かった開高健氏に関する物が何かあるかな
と思ったのですがこれだけでした
T型フォードのトラックも展示されていました
そういえば戦前アメリカがなんでこんな極東のこんな地域でこんなに車が売れるんだとビックリしていたそうですが、こうして使われていたんですね
この博物館からは南アルプス八ヶ岳が望ことが出来ます
お酒は水が命ということなのでしょう
八ヶ岳や甲斐駒ケ岳などの雄大な山々に囲まれ、豊富な天然水があるからこそ
白州のウイスキーが美味しいのでしょう
さて次はそのウイスキーの美味しさの秘密を垣間見てきます