先般カンポ・ディ・フィオリにある ロッショーリにカルボラーナを食べに行った時のこと
元々ロッショーリはパン屋と言うか食材店だったためか、店で売っているピザを紙に包んでテイクアウトしている姿をずいぶんと見かけた
羨ましくもそのあとローマ一のカルボナーラを食べねばならなかったので、そんなローマの石畳を歩きながら食べるというピザは残念ながら自重せざるをえませんでした
スペイン広場近くのカルフールで買い物を済ませ
ちょっと小腹がすいたころ
道行く人々の手にあのテイクアウトされたピザを頬張りながら歩く姿を見かけました
そんな方々の歩いて来る先に視線をやると一軒のピザ屋を発見
看板には「MARIOTTI PIZZA」と書かれています
店には絶えず人が並ぶ繁盛店のようですし
ここはぜひともピザの食べ歩きに挑戦せねばなりません
店に並んでいたのは計り売りのピザ「ピッツァ・アル・タッリョ(Pizza al taglio)」
長方形の天パンに生地を敷き具材を散りばめてオーブンで焼いたもの
ちなみにピザの形状からいって歩きながら食べるのは難しそうですが、そこはピザの本場イタリア
具の載った上面を内側に二つに折って手で食べることもあり、この食べ方を「ア・リブレット」(a libretto、「本のように」)と呼ぶんだそうです
今回頼んだのはサラミとバジルのピザ
いくらだったか忘れましたが、結構なボリュームがありました
購入後温め直してもらっているのでアツアツ
畳んでサンドイッチ状態になっているので外でも食べやすく
この「ア・リブレット」 そのうち日本でもはやるかも知れませんね
スプイン階段は「飲食禁止」の条例のおかげで食べられませんので、その手前のスペイン広場のベンチに腰かけ、軽い昼食となりました