ヴァチカン美術館の多大な彫刻群を見た後は「燭台のギャラリー」
燭台よりもこの天井画に魅せられてしました
続いてキリストの生涯を描いたタペストリーのギャラリーへと進みます
作品保護のため薄暗くされた通路で写真は撮れそうもないなと思っていましたが、地図のギャラリー付近で明るくなってきたので1枚撮ってみました
新約聖書「マタイによる福音書」に描かれたものを再現したもの
こうしたタペストリーはラファエッロの弟子たちの下絵をもとに造られたのだとか
こんなタペストリーを100枚近く見た記憶があります
この金色に彩られた天井は「地図のギャラリー」と呼ばれる通路の天井です
なんと120m続いているそうです
そんな天井に見とれていて見逃しそうになったイタリアの地図
16世紀に書かれたものとしてはかなり正確に描かれているのが判ります
こうした作品の隙間天井には素晴らしい絵画が、まさに「隙間なく」はめ込まれています
一体全体全部でどれほどの美術品が並べられているのか一度見たくらいでは見当もつきません
それが証拠にこんな素晴らしい絵画も皆素通りするほどです