イタリアへ旅立つ少し前、近年まれにみるあわただしい年末を迎えていました
特に出発の前々日などは40時間連続勤務といった徹夜仕事でなんとか片づけ(正確には片付いたことにして)
翌日迎えた出発の朝、わたわたとスーツケースに荷物を詰め込んだあと御用納めの会社に向かい
夕方、仕事を少し早めに切り上げ搭乗時間ギリギリで新千歳空港にたどり着くそんな旅の始まりでした
ということで今回のイタリア旅行は飛行機のチケットとホテルを予約した以外は何の準備もなく
当日飛行機にまさに飛び乗ってしまったんです
しかもその飛行機のチケットが取れたのは旅の1週間前、施設やレストランを調べたり予約のできる状況ではありませんでした
そんなわけで4日間のローマ滞在もどこで何しようか、飛行機の中で考えつつの
あまりにも無計画な・・・いえ無計画というよりあまりにも無謀なローマ観光がはじまりました
滞在するホテルからは、わりあい近くの「スペイン広場」近くでジェラートを食べた後は「コンドッティ通り」をぶらり歩いていると「パンテオン」に出くわしたり、そのすぐそばの「ナヴォーナ広場」に行ったりと順調に旅は始まりましたが、その後は散々でした
まだ午後の3時くらいだったので、コロシアムを見に行こうと地下鉄で向かいましたが
この日は3時半で終了、タッチの差で間に合いませんでした
日が暮れるまではやっているとのことですが、それがまさかの午後3時半の閉館に出くわしました
写真の通りまだまだ日が沈むような時間でないのにかかわらずの閉館でした
有名なストもそうですが、イタリア人の労働に対するラテン気質は情報はあっても直に触れてみなければわからないものですね
その後、テルミニ駅から苦労してバスでボルゲーゼ美術館に向かい、たどり着くことは出来ましたが
ここは予約でいっぱいで入館することはできませんでした
まあ予約が必要なのはわかっていましたが、空きがあれば入れてくれるということなので、まあ入れてくれるんやないと楽観してしまったわけです
そうですここローマはヨーロッパで随一ともいえる観光都市
ローマは年末を控えここだけではなくどこの施設も観光客で溢れていました
それに苦労してたどり着いたボルゲーゼ美術館でしたが、帰りのバス乗り場の場所も分からずとぼとぼと歩いてホテルに帰ることになってしまいました
そんなローマ初日となりました
私どもの旅はガイドさんの付いたツアーではありません
全て自分たちで考え予約し、交通機関などを利用して観光するのですが
その分余計に事前調査が重要となります
仕事の忙しさにかまけて、そんな調査を怠っておりました
まあローマを舐めていたのかもしれません
もっともそんな無謀な旅は明日からが本番、連日列車でローマから旅に出ることになります