今回の旅で難しかったもの
それがホテル選びでした
何せローマはヨーロッパ随一の観光地
しかもカウントダウンを控えた年末ということもあり、ローマ中のホテルの価格は日本の正月ような高値で推移しておりました
いつものようにWebでちょっと高級感のあるホテルを安くというのははなから無理そうです
そこであれこれ欲張っても仕方がないので、今回ホテル選びはずばり立地条件を重視して探しました
もちろんコストパフォーマンスも重要です
そんな条件を満たしてくれたのが「ホテル・デッレ・ナツィオーニ・ローマ」というホテルでした
ホテルのホームページにも
『トレヴィの泉、スペイン広場、コルソ通りに囲まれたローマ中心地でも最もローマらしいエリアのひとつに位置するホテル・デッレ・ナツィオーニは、あらゆる種類のご滞在に適したエレガントなホテルです。』と謳われているほど立地条件の良いホテルです
ただし宿泊料は年末年始と言う事もあり4泊で98千円、朝食付きとはいえ1泊2人で25千円と結構高く
これに旅行者の足元を見るかのような悪名高き宿泊税が課せられることになっております
税額は1~3つ星ホテルが1泊€2、4~5つ星ホテルが€3
今回宿泊した「ホテル・デッレ・ナツィオーニ・ローマ」は4つ星ですので、4泊で€16(1,600円くらい)が課せられホテルに直接支払うシステムになっておりました
地下鉄のバルベニー駅から10分ほど歩いた場所にあるこのホテル
最初向かった際は場所が判らず苦労いたしました、iPhoneの地図アプリを使い何とか辿り着きチェックイン
フロントはシンプルでこじんまり、ただホールにはゆったりできそうなソファーが置かれていました
共用部でのWi-Fiは無料なのでここでiPhoneなどの機器を使うことも可能です
ちなみに部屋では有料、なんと1日€20も掛ります
部屋にはどうやって入れたんだろうと思うキングサイズのベットがどでんと鎮座しています
あとは小さなテーブルと冷蔵庫が入っているキャビネット
そしてその上にはサムソンのTVが置かれています
残念なのは電気ポットが置かれていない事
お湯はルームサービスに頼めという事なのでしょう
この辺の設備は日本のビジネスホテルにも劣っているのではなどとも思いますが、逆に日本のビジネスホテルの質が高すぎるのかもしれません
洗面所はトイレとシャワールームが同居していますし
風呂桶も有りません
ゆったりお湯に浸かりたい日本人には辛い設備です
まあこれも歴史の重みを感じさせるホテルということなのでしょう
部屋の天井からもそんな伝統と格式が感じられました
キャビネットに恭しく収まった冷蔵庫は有料の飲み物で一杯
そういえば最近のホテルには付きものとも思えていた無料のミネラルウオーターは残念ながら有りませんでした
部屋はさほど広くないにも関わらず、なんとウオークインクローゼットが備えられていました
まあそんなに着るものは持ってきてないんですが
ヨーロッタパこういうスタイルに触れるたびスーツケースはスーツを入れるもの
お土産を詰め込むものではないのだと知らしめてくれます
そんなクローゼットにはセイフティボックスが備えられていました
ここイタリアの治安を考えるとやはり必需品ですね
クローゼットが立派な割にはアイロンやアイロン台もありません
これもクリーニングに出せという事か
ちょっと不満の残る部屋の設備でしたが、冒頭述べた通り
立地条件はこの上なく
新年のカウントダウンは寒い中、歩いて3分の「トレヴィの泉」ですごしましたし
夜半にスペイン広場やコルソ通りなどをぶらついき、疲れた足でそのままホテルまで辿り着く事が出来たのは本当に良かった
それと近くに日本でおなじみのコンビニエンスストア「DESPAR」が徒歩5分くらいの所にありました
このSPAR、コンビニエンスストアというよりもスーパーマケット
次回この話もエントリーしようと思いますがイタリアで大変人気のお店のようです
もっとも気が付いたのは最終日の事だったんですけどね
このホテルを使う際はこのDESPARを上手に使うのがコツのように感じました