また脱線してしまいましたが、再度台湾旅行に話を戻します
(いや~これ年内に終わるんだろうか)
台湾のタクシーは筆談で会話が成り立つうえ、料金も安くそのうえぼられる心配もほとんど無いのでついつい使ってしまいがちですが、台湾には世界に誇る交通システムMRTがあります
台湾に来るたびお世話になっている便利な乗りものです
ただ実際乗車には切符(トークン)を乗車ごとに買わねばならず面倒だったりもします
そこで登場するのがsuicaのようなICカード「台北悠悠カード(EasyCard)」(これまた台北悠遊カードでした)
こいつを使えば、まるで台北っ子のように使うMRTなどの公共交通機関を倒す事が可能となります
この台北悠遊カード
台湾観光協会による2012ウエルカムプレゼントキャンペーンであらかじめ頂いてありました
さて一年半ぶりにこの台北悠悠カードを使うわけですが、ICカードのチャージの方法が判りません
というかこのとき私の頭の中で韓国の「Tマネー」、香港の「オクトパスカード」、上海の「公共交通カード」、シンガポールの「EZリンクカード」、サンフランシスコの「クリッパーカード」がごっちゃになっていました
そういや~前回は駅の窓口で直接チャージしてもらったんだっけ
チャージする機械の前でもたついていると地元なのでしょう見ず知らずの若者が機械を指差し「ホールズ・アップ・ヒヤ」「マネー・プットイン」と親切に使い方を教えてくれました
日本人だとバレバレですね
台湾は年配の方は流暢な日本語を話す方がいたりしてびっくりさせられることもありますし、屋台などでも日本語が飛び交っているので、台湾にいてもまるで日本にいるかのような錯覚を覚えることが有ります
こうした若者と流石に日本語での会話は難しいのですが、台湾では最近小さいうちからの英語教育が行われていることもあり何とか会話が成り立つようです
礼を言うとすぐさま「ユアウエルカム」と言ってカッコよく立ち去って行きました
(謝々)
MRTの駅は大体はこんな感じで改札機に台北悠遊カードをかざして入場します
台北市内は数分おきにMRTは運行されているのでさほどホームで待つことなく乗車できます
乗り換え駅などの混雑する駅でも乗車マナーが良いせいか
わりあいスムーズに乗り降りできました
MRTの列車はと言うとなんと「川崎重工」1992製のエンブレムが誇らしげに掲げてありました
聞くところによると台北は無論、今後は台中にもかなりの数の車両やシステムが納入されるようです
ちなみに車内はこんな感じ
立ち席を主体としているのか、座席は少なめとなっています
この日は台北市内をはじめ、「猫空」や「淡水」までこのMRTを駆使して回ってきました
全部で3時間超の行程です
その3時間のMRTの旅でちょっと感動したことがありました
それは乗車マナー
台湾の若者をはじめとして、老人や子供連れが乗車すると
必ずといって良いほど席を譲るというものです
譲ってもらった年配の方も、遠慮する気配もなくそうかそうかと威厳を持ってどっしり席に腰をおろす
見ていて気持ち良いくらいでした
これが乗車客の乗り降りが多い駅ごとにみられた風景でした
儒教の教えも有ろうかと思いますが、これは間違いなく教育もしくはしつけがそうさせているのでしょう
次の話の龍山寺で子供に拝礼を教える時にもそんなしつけをしている場面にも出くわしたくらいです
きっと日本も昔はこうだったんだろうな~と思いつつ
羨ましくも、この日MRTでの観光を楽しみました