キャンピングカーで巡るミシュランな旅
2軒目は美瑛にあるレストラン・アスペルジュ
美瑛の新鮮な野菜をメインにしたフレンチのレストランです
今回訪れたのは7月末ということもあり、店名になっているアスパラガスの旬は逃してしまいましたが、ブロッコリーをはじめ美味しい野菜を存分に楽しんできました
それもそのはずこのレストランを経営するのはJA美瑛
地場野菜中心の献立が並ぶお店です
けれど店の雰囲気はそんなJA(農協)のイメージとは程遠く
前もって知り得ていなければ気づくことはないでしょう
隣接する野菜売り場がそれを裏付けますが、そんな野菜売り場ですらお洒落なお店でした
そうこのお店は今回のミシュランガイド2012北海道特別版で3つ星を獲得したレストラン「モリエール」の中道博シェフがプロデュースしたレストランなんだそうです
同じ中道シェフプロデュースのマッカリーナもそうでしたが、厨房がガラスで囲われ
シェフたちの料理をしている様子が見ることができます
店内は白を基調としたシックな内装や家具
予約の確認後スタッフに窓際のテーブルへ案内されます
まずは飲み物ですが
この後、深川まで走らねばなりませんのでノンアルコールビールを頼みます
庭を眺めつつ乾杯
最初に出てきたのは、「じゃがいものコルネ」
まるでソフトクリームのようなスタイルで出てきました
これビールのつまみに良いですね
続いて出てくる前菜がどちらかというとこの店の売りである野菜料理
「美瑛の畑」
20種類の野菜と花ズッキーニを使った一皿
この一皿に皮もあらわな蕪の姿がありましたが
蕪料理を食べるのは今年はパリのビストロ「ル・プティ・ヴェルド」
そしてレストラン・マッカリーナについで三度目です
ナヴェ(蕪)料理ってフランス料理の定番でしたっけ?
「一晩マリネした完熟トマトの低温ロースト」
このトマトが甘くて美味かった
砂糖なんかは使わないでしょうから、これが野菜本来の甘みなんだとしみじみ感じます
メインは「美瑛産豚のロースのグリエ・ポンムピューレと北あかりのロースト添え」
レストラン・マッカリーナ同様
バゲットもなかなかいけます
デザートも野菜
「プチトマトのシロップ漬け」
そしてこいつも学術的には野菜
「苺の軽いコンポートジュレ、牛乳アイス添え」
食後のエスプレッソとともにいただくのは
「黒豆ショコラ 人参のフィナンシェ」
と、こんなコースでした
美味しかったのは確かに美味しかったのですが
札幌あたりのミシュランガイドに掲載されているフレンチは、ただ紹介されているだけのお店が多いのですが、そんな中なぜこのアスペルジュには☆
私には謎です
(私自身そんなに舌が肥えているわけではありませんので無理に参考にしないようにしてくださいね)
やはりJAとモリエールってところに、何らかの思惑があるのかな~
さてこのお店のメリットはこの駐車場の大きさ
私のキャンピングカーでも楽勝でした
これって非常にうれしいですね
次回はお店の名になっているアスパラガスの時期にでも訪れようと思います