« ニッコー・クラブラウンジで朝食 | メイン | ニッコークラブラウンジのプール&プライベートカバナ »

日航猿軍団

えっ漢字を間違えてるって?
いや違うんです、今回のエントリーは日光猿軍団の話ではなく
ホテル・ニッコーバリ・リゾート&スパに住まう猿の家族たち
「日航猿軍団」のお話です
 

bali155.jpg


ただここインドネシアにきて猿というと頭に浮かぶのは、
文化の影響の強いインドで古代から伝わる長編叙事詩「ラーマーヤナ」
そこに登場するハマヌーンという猿族の1人
変幻自在の体はその大きさや姿を自在に変えられ、空も飛ぶ事ができるスーパーモンキー
ラーマ王子の従者となりその能力で王子の危機を何度も救うという話です

えっ、どこかで聞いたことのあるような話ですって
「ラーマーナヤ」の物語はインドのみならず、東南アジアを経由してアジア全域にその派生を生み出していきます
そうですこのラーマーヤナは中国に伝わり、『西遊記』の登場人物である斉天大聖孫悟空のモデルになったといわれています
ちなみに日本でも桃太郎って童話がりますが、主人公をラーマ王に替えてみるとそこに猿の従者がいたのを思い出しますね・・・そんな説があるくらいです

話を日航猿軍団に戻しましょう
そう今回宿泊したホテル・ニッコーバリ・リゾート&スパの敷地内には猿も無料で宿泊しています
いやもとい元々この地に住んでいたのは猿だったのかもしれません


最初に観たのは朝食を食べていた時のこと
小猿が一匹、建物の裏側から姿を見せてくれました
 

bali150.jpg
 

お目当ては、プールの管理棟に置かれたチャナンと呼ばれる、お供え物
ヤシの葉で作ったお皿に、お花 や食べ物が盛られています
このチャナン、バリ島のあちこちで見かけますが、ここホテル・ニッコーバリのあちらこちらにも供えられていました
 

bali151.jpg
 

いかにも食べてくださいの状態
当然のように猿が荒らしていきますが、それが私には猿達のテリトリーでホテルを営業するみかじめ料っていうか家賃にさえ思えてしまいました
このプライドをもった猿の顔が物語っていますね
 

bali153.jpg


ここバリ島ではお寺あたりに住む猿を見に行く観光も多くありますが、トラブルも多いようです

このホテル滞在中、猿はたっぷり見ることができましたので
ウブドのモンキー フォレスト (野生猿の自然保護区)にはわざわざ行かなくとも良いかな
 

bali152.jpg

About

2012年6月16日 21:22に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ニッコー・クラブラウンジで朝食」です。

次の投稿は「ニッコークラブラウンジのプール&プライベートカバナ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。