木漏れ日の下でのキャンプ
キャンプ場ならどこでもと思える風景ですが、実際に楽しめるのはごくわずか
そんなキャンプの楽しめるキャンプ場の一つ「古山貯水池オートキャンプ場」です
この日は月明かりの木漏れ日という贅沢なキャンプを満喫しました
このキャンプ場、北海道第1号のかんがい用大貯水池「古山貯水池」に隣接した施設ですが、この貯水池、水がたまっているところを今回初めて見ました
北海道も田植えの真っ最中、水田にいきなり雪解け水を流し込んでも幼い稲はびっくりすることでしょう
水田の水の安定供給に加え、温んだ水を 供給することで冷害を防ぐそんな大切な目的のある古山貯水池、訪れた昨日は水鳥が優雅に水面に浮いていました
ということで今回やってきた古山貯水池オートキャンプ場、例年夏の時期訪れていますが今年は春にやってきました
目的はウドやフキを採ってその場で料理して食べること、それと小鳥の囀りをBGMに読書や昼寝といったところです
まずは夜に備えて薪割り
こちらのキャンプ場の御好意で薪を分けていただきました
ただし自分で使う分は自分で割ります
次に春の山菜採り
今年は春の訪れの遅い北海道でしたが、それでも季節はきちんと合わせてきます
この時期北海道ではどこの里山に行っても採れる「フキ」や「ウド」を目当てに来ましたが、ずいぶんと育ってしまっていたようです
もう道央の平地ではギョウジャニンニク・タラの芽・ウド・フキの旬はすぎてしまったようです
少しだけとって夜の酒の肴に
ウドはキンピラに
そしてフキは先日バリ島で買ってきた「サンバル」で炒めました
これが辛くってフキの苦味とあいまって焼酎によく合いました
昼は読書といいつつ昼寝
そして夜は焼酎のお湯割り片手にたき火です
札幌でもライラック祭りが行われていたこの日
そうご多分にもれず「リラ冷え」となりました
月明かりが楽しめるほどの晴天、放射冷却とリラの花が咲く5月下旬の一時的な寒さがこの日キャンプ場を襲いました
夜は暖房が欲しいくらい冷え込みました
それにガス暖房を入れたくてもプロパンが残り少ないので断念
春の山菜の旬は過ぎようとしていますが、まだまだ北海道の夏はやってこないようです