ランス駅に停車している「TGV Réseau(レゾ)」
アルストム・トランスポール社製の第三世代のTGVです
そうランスからパリへの帰路は楽しみにしていたTGV乗車となりました
チケットは渡仏の2日前、ギリギリになってから日本から「TGV-Europe」のWebサイトを通じて予約しておきプリントアウトしたチケットを持参してきました
それにしてもこのTGV-Europeってサイト使いづらいようです
実は今回のパリ行きはいろいろあって最終的に行こう決めたのは渡仏の3日前
1週間前ならもう少し簡単に使える日本語サイトから予約できたんですけど仕方ありませんね
もちろん早割もききませんでした
(TGV-EuropeのHPより、クリックするとサイトにジャンプします)
第三世代とはいえTGV Réseauも運用開始から10年以上が経過したことから
古びた内装の改修が行われたそうです
改修にはレカロ社、クリスチャン・ラクロワ、ケンゾー名だたるデザイナーがコンペを行い、その中からラクロワデザインが選ばれたそうです
(レカロデザインのTGVって乗ってみたい気もしますが)
さて写真はそのラクロワデザインによる二等車内
おしゃれですね
一等車のシックなデザイン、これもラクロワの手によるものです
ちなみにTGVに乗車するのは今回が初めて
折角の機会でもありますし、一等車を予約しておきました
進行方向に背を向けて乗るのはいやなので、もちろん進行方向向きの席での予約です
そうTGVのシートは中央のテーブル席を挟んで向きが逆になります
しかもシートの方向は固定されていて、日本の列車のようにシートの方向を変えれないんです
このTGV運行まではパリ~ランス(シャンパーニュ地域)間は以前1時間35分かかっていました
TGV東線の開通によりわずか45分で行けてしまうことになったんですが、45分程度ではフランス人は食事が出来ないようでビッフェ車はやっておりませんでした
けれどビッフェ車の壁には美味しそうな料理のメニューが掛っていました
一等の座席です
二等と違い一列が2+2ではなく2+1シートのため左右に広く
ついでにフットレストとテーブルが付いていました(二等がどうだか判りませんが)
ところでフランスはバスの車内では原則飲食禁止だそうですが、TGVはOKのようです
次回はブッフェで食事か駅弁?持って乗ってみたいものです
さて列車に乗ったらお約束のトイレレポート
このTGV Réseauはちょっと古い列車ということで、一昔前って感じのトイレでした
そうこうしている間にTGVはパリ東駅に向けて出発
この日は朝から歩き続け疲れたせいか、すぐに眠りにつきました
気がついたらパリ東駅のホーム
車窓を楽しむもなにもありませんでした
ま、プッシュ・プルの動力集中方式であるTGVの客車の乗り心地が良かったということにしておきましょう