夜のシンガポールをてくてく歩きクラーク・キーへ
ここはシンガポールの金融街ですが、そこに八角形の屋根を擁する
「ラオ・パサ・フェスティバル・マーケット」があり、いい匂いを漂わせていました
とはいえ用があるのは、このラオ・パサ・フェスティバル・マーケットではありません
ちなみにこのマーケット24時間営業を謳ってはいましたが、今回夜の12時過ぎに訪れた時には、ほとんどのお店は閉まっており閑散としていました
どうやらいい匂いがしていたのは、その隣のようです
マーケットの隣にはサテーの屋台があつまるホーカーズ(屋台街)があり
番号がふられた12軒ほどが、軒を並べています
ここはラオ・パサ・フェスティバル・マーケットの脇にある道路?のはずです
よく判りませんが、テナント料を払わずにゲリラ的にやっているのでしょうか
こちらはかなり人で賑わっていました
観光客も多いようですが、いかにも地元の方っていう人も見受けられます
客引きが五月蝿いのがたまにきず
でもサテーは10本でSG$6(日本円で400円)くらいとリーズナブル
しかも豪快に炭火で焼かれたサテーは美味しかった
このサテー
東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理です
宗教色の強い国でも鶏はOKなので、それで広まったのでしょう
そういえば仏教の信仰のある日本でも昔は肉料理が敬遠されていて、替わりとして鶏料理がご馳走でした
サテーはそんな日本の「焼き鳥」といっても良いかもしれないくらいにそっくりな食べ物です
違うのは焼くときや食べるときに使われるタレ
ピーナッツソースなどをふんだんに使われているうえ、かなり甘い
でもそんな甘味もこの熱帯のねっとり感とあいまって美味しさ倍増です、何本でもいけちゃいます
いや~シンガポールに来たんだとしみじみ思いました
そうそうもう一つ、シンガポールを思わせるものがありました
それが写真の「樽生ビール」です
東アジアや東南アジアを巡っていて一番の不満は「樽生ビール」が飲めない事
もちろん5つ星のホテルやそれなりのレストランでは飲めるのでしょうが、こじんまりとした食堂や屋台で出てくる事はほとんど有りません
アジアの屋台で供出される激辛の料理に樽生ビールは絶対に合うと思うのですが、残念ながら出てくるのはビンや缶のビールだけ、樽生ビールは飲めませんでした
ところがここシンガポールは一人あたりのGDPが日本を越える国ということなのでしょう
こういった屋台で、こんなにも飲まれております
もちろん私もタイガービールの樽生ビールを堪能してきました
いや~満足満足
そうそうこのサテー
シンガポール航空やマレーシア航空のビジネスクラスで供されるとか
双方共にマレーシアの民族衣装「サロンケバヤ」に身を包んだ、キャンビンアテンダントがサービスしてくれる事から「空飛ぶキャバレー」などとも称されています
う~ん、一度乗ってみたいものです