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奥尻島津波館

昨晩も地震がありました、被害に合われた方にお見舞申し上げます

さて海辺で暮らす方にとって地震は即、津波を想像させるようです
今回宿泊した民宿にも目立つ場所に「防災行政無線」がありました
昨晩などは津波に関する放送が有ったのでは・・・と思わせます
 
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平成5年7月12日奥尻島を襲った津波は尊い犠牲や甚大な被害をもたらしましたが
その事実を後世に残すため「奥尻島津波館」が作られたとか
折角なので見学に行くこととしました

内容はというと、いかにも箱物というのでしょうか
写真や模型、そしてイメージのオブジェの数々
しかも困ったことに解説付です
 
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津波のあったのは12日午後10時とまだ宵の口でしたが、翌日はウニ漁解禁日ということで皆さん、早めに就寝していたそうです
この辺も犠牲者の数に影響しているかもしれません
 
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どちらかというと強制的に映像ホールでドキュメント作品を2本みてきましたが、そのうちの「災害の記録」は見ている場所が場所だけに臨場感がありました
これを見ながら、そういえば当事ニュースで家ごと海に流され漂流した家の屋根の上で救助を求めていた方もいたがどうなったんだろうか、など思い起こします

もう一つ思い出しました
水中写真家の中村征夫さんが雑誌かなにかに書いていたのですが
津波のあったちょうどその日、奥尻島の青苗に取材訪れていた中村さんは昼間、宿の犬を散歩させていたそうですが
そのときたまたま避難路を歩いていたため、夜間避難する際、迷わず避難路を高台まで駆け上がることができ九死に一生を得たと・・・
犬に命を救われたと確かそんなことが書かれていました

今では奥尻の語り部としてそのときの様子を語っているそうですが、今回この奥尻島津波館を訪れたことにより、中村氏の講演を聴いてみたくなりました

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2008年7月24日 07:20に投稿されたエントリーのページです。

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