胡乱(うろん）な日々

美瑛の拓真館へ行った時の事、台湾から来られたご一行様が先に見学していた
台湾から来ていたと判ったのは記帳していかれたからです
その文字はプライドを持って「中華民国　○○○○」と書かれておりました
余りにも達筆なのでその隣に記帳することが出来なかった記憶があります

それとここによく登場するアメリカあたりから通販で買う、車用品
実はほとんどがメイドイン　タイワンです

漢字文化が色濃く、それでいて工業製品の質の高い国「台湾」
一度訪れたいともくろんでいましたが、この１１月の連休にそのチャンスがめぐってきました

写真は成田サテライトで搭乗する際、隣に駐機していた「SamuraiBlue」のJAL機です

行きの飛行機ドリンクサービスでは早速「台湾ビール」
生とラガーが有ります
「タイワンピージュ」と発音するようです

炭酸がきつくないのでなるほど中華に合います（きっぱりと）
味はフィリッピンのサンミゲルに似ています

今回の旅はこれで通すことにします

台湾桃園国際空港から台北のホテルまでタクシーを使うことにしました

５０分と聞いていましたが９０分はかかりました
かといって安全運転ということは無く

渋滞の中、右へ左へと車線変更を繰り返し繰り返し
いつ接触してもおかしくないといった運転を行います

確かに明らかに衝突した後といった車が行き交っています

特に横断歩道を渡る人には優先権は無いようで
人が歩いていてもまったく構わず横断歩道を通過します

とにかく歩くときには気をつけねば

写真は向かう道すがら高速道路のインターでの写真
ETCとありますが日本のものと同様の物でしょうか
そういえば途中「三菱重工」の看板がありました

ホテルへついて早々、台北にあるウェスティンホテルは留園へ食事に出かけます

これはとあるオフ会？
オフ会といっても日程・飛行機・宿泊場所と皆違います
食事を主としたオフ会
１２名でテーブルを囲みます
ちなみに私はおまけです(^^ゞ

食事を盛ったお皿が次々と
食事もそこそこに替えらちょっとビックリ
替えるタイミングが早いと思いましたがそれは品数が多く次々替えないと終わらないからのようです

いや～おなか一杯

食事の後、近くの屋台を散歩
美味しそうな料理が・・・・
坦々麺を当初から狙っていましたがおなか一杯で食べられませんでした

台湾での宿泊先は台北の「福華大飯店」Howardホテル
室内にはハイスピードLANが常備されているのでこうして
BLOGのUPが可能です

朝食がついていましたが、食事の美味しい国はホテルの朝食も
同様でついつい食べ過ぎてしまいます

NHKで以前放送していた「プロジェクトX」その中の題材として新幹線の話があり
感動のノンフィクション？を見せてくれました

その後、韓国のKTXや中国の高速鉄道に興味を持ち

「海を渡る新幹線」を読んのがきっかけで
これは一度「台湾高速鉄道」に乗らねばなるまい、と考えるようになりました

ちょうど今回の台湾渡航の4日前に開業予定と聞いていましたので
これは新幹線に乗れるかもしれないと期待していましたが
とある事情で開業は延期となり、新幹線乗車はあきらめらざるを得ないこととなりました

代わりと言う事では有りませんが、台中は日月潭をめぐるバスツアーとセットの観光列車に乗れることになりました

海外での汽車の旅は始めて期待が高まります

グリーン車というのでしょうか
広くて心地よいです

飛行機のビジネスクラス程度でしょうか

「大使閣下の料理人」に
娘が生まれたときに酒を仕込んだカメを庭に埋め、娘が結婚したときに掘り出して祝宴に使うという話が載っていましたが、
どうやら紹興酒は寝かせるほどに味が良くなるようです

亀は万年・・・ちょっと違いますね

さて「酒郷埔里」で紹興酒の工場見学

どこかサッポロビールの工場見学を思い起こします

出店の紹興酒アイスが中々いけます

酒蔵らしく埔里は水の美味しいところ、こちらのペットボトルもここの水が多いようです

目的地「日月潭」ではまずは食事
写真はこの湖で獲れる「総統魚」の清蒸、
絶品でした(^^)
地元産の椎茸の料理も美味しかった

このあと７品ほど出たものを６人で食しましたが、
一人1,000円もかかりません

台湾ビールも飲んでの価格ですが、

いただけないのが出てきたグラスには100ccも入りません

ワンカップをちょっと小さくしたような商品名入りグラスでした(^^ゞ

西遊記で有名な三蔵法師の霊骨だそうです
日月潭を見下ろす「玄奘寺」に有りました

なぜ台湾にあるのか・・・
これには日本がずいぶん関わったようです

拝観されるかたの真摯な参礼ぶりに
深く浸透した宗教の国を垣間見み、身の引き締まる思いがします

こんな写真撮ってよいのだろうか(^^ゞ

日月潭、朝夕色々な景色を見せてくれるそうです
写真は一番ポピュラーな景色ではないでしょうか

支笏湖と洞爺湖を足して２で割ったような景色と聞きましたが
洞爺湖に近そうです

湖畔には何箇所かオートキャンプ場がありました
道すがらVWのキャンパー「バナゴン」に会いましたが
キャンプ場にはキャンピングカーらしき車も・・・

文武廟の関羽将軍と岳飛将軍

寺の門柱には寄進者の名が書かれていますが
日本人の名も見出す事が出来ます

「台中駅」
建てられたのは日本統治時代

どことなく日本の鉄道の駅を思わせる風情が有ります

駅前留学でしょうか台中駅前には「地球村美日語」の看板があります
ちなみに美は英語、日は日本語だそうです

今回乗ることの出来なかった「台湾高速鉄道」の高架らしき建造物

帰りのバスからの車窓です

台湾新幹線といわれ「のぞみ」こと700Tの試験走行も行われているようです

試験車両が走ってこないだろうかと期待しましたが、ご覧の状況でした

本来なら2005年に開業でしたが
台湾に地下鉄車両を納入している独シーメンスの信号システムとのマッチングが悪いのか
韓国某企業による手抜き工事の影響か、なかなか開業できずにいます

ただ聞き及んだところでは、一番の課題は人材の育成のようです

2007年問題といわれ最近になって表面化した団塊の世代の一斉退職
JRというか特に旧国鉄はかかわりが深かったのですから
そんな方々の再就職先としてはいかがなものでしょう

「電車（台湾新幹線）でGO！」現場なら残りたい
まだやれると思われている方は多いのではないでしょうか

次回渡航した際は乗るからな、今度は開業しててくださいね(^o^)丿

さて思ったよりもスムーズに台湾桃園国際空港に到着
時間を持て余すかと思いきや、いい場所が有りました
マッサージのお店です
30分ほど・・・というかたっぷり
いえ痛くて声が出ないほどしっかりとマッサージを受けてまいりました

お陰で体の軽い事

空港で時間のある方にお勧めです

DFS巡りで忙しいという方は別ですが・・・

さて恒例になったお土産公開

まずは定番「パイナップルケーキ」と「ドライマンゴー」

宿泊先のハワードホテルのショッピングモールに有る「奇古堂」のお茶
（茶器は高価で手が出ないので空港売店で安価なものを購入）

台湾ビール（生）(=^_^=)
次回は箱で買っていこうかと思ってます

そして最後に空港で買ったのがデジカメ用コンパクトフラッシュ
２Ｇで7,000円ほどでした
さすがはメモリーでＩＴ産業を興したお国柄

購入したSANDISKもこちらのメーカーです
（同様のものをヨドバシで買ったら20,000円はします）

これで今回の台湾旅行は終了

また台湾へ「行きたいわん」
へたくそな駄洒落、いいえこれでもJAAこと日本アジア航空のキャッチコピーなんですよ

今回食事＆観光列車でご同行された皆さん
大変お世話になりました