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世界一清潔な空港を見学

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「羽田空港に、日本一の清掃員がいる」という噂がありました
その噂を手掛かりに一人の清掃人に行きつき、1本のTVドキュメントが撮影されました
それがNHKプロフェッショナル 仕事の流儀「心を込めて あたりまえの日常を」
それほどインパクトもない題名のこの番組、なんとその年の最高視聴率をとるこことなります
そしてそんな噂の日本一の清掃員が
『世界一清潔な空港の清掃人』の著者 新津春子氏
私も仕事がら新聞の広告を見てすぐにAMAZONで発注し読ませていただきました
 

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今回はイギリスにある世界最大の航空業界格付け会社・スカイトラックス社が公開している格付けランキングで、2013年、14年の2年連続そして1年置いた2016年に“世界で最も清潔な空港”に選ばれ
日本一の清掃人(環境マネージャー)新津春子氏が勤務する羽田空港
その第1旅客ターミナルビルへ
某協会の研修のためやってまいりました

あれこれ見せていただきましたが、まぁ興味のある方は少ないでしょうから
ちょっと面白かった話題を一つ
それが盲導犬(補助犬)のトイレ
残念ながら月に1~2度しか使われないようです
そうです盲導犬は訓練されていますからね
 

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そして設備関係も見せていただきました
驚いたことに羽田空港の受水槽はなんと木製
そう俗にいう木桶なんです
私が今回伺った第1ターミナル北ウイングには木製受水槽 350m3が2基設置されていました

なにやら羽田空港のホテルの部屋などには受水槽が木桶であることが告知され
水道水は木の香りがする旨、謳われているのだそうです


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今でこそ、日本酒の醸造にはステンレスの樽が使われていますが、その昔 酒をはじめ醤油の醸造樽はみな木桶でした
近年ではそんな木桶が天然の抗菌作用に加え、耐腐性や耐震性が強いことそして何より安価であることから
酒や醤油のみならず、水を貯める受水槽などにも使われているそうです
世界の空港にも木桶の受水槽は結構あるそうです
そう木桶は"単なる水"の貯蔵にも最適な機材であることがこれで証明されているわけです
そんな木桶で出来た受水槽
もちろん上部のふたも木で造られておりました
 

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さて最初の話に戻りますが
2013年、2014年「世界で最も清潔な空港」に選ばれた羽田空港
2015年前述のプロフェッショナル 仕事の流儀のTV放送のあったその年
傲りがあったわけでもないでしょうが世界で最も清潔な空港の座を仁川国際空港にあけ渡すことになります
今回の研修で一番聞きごたえがあったのが、2位に甘んじたその後の羽田空港の清掃を管理するJATACさんのお話し
なにがなんでもまた1位の座に・・・・いろいろな苦労話そしてノウハウの一部を聞かせていただきました(感謝感謝)

そしてその苦労のかいあって今年2016年また「世界で最も清潔な空港」に選ばれた羽田空港
そうです日本人のモットーは「2番じゃダメなんです」
2017年もぜひとも受賞してくださいね

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研修のあと場所を横浜中華街に移し
「上海料理 状元楼」で飲茶ランチ
 

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さてこの上海料理 状元楼
横浜中華街では高級レストランのひとつらしく
TVのバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン ゴチになります!」で松田聖子さん荒川静香さんがゲストの回に使われたんだそうです

で、お味はというと飲茶以外はあまり覚えていないんですが
覚えているのはこのアサヒ スーパードライ 横濱中華街ラベル
まぁ味は同じだと思うのですが中華街の雰囲気が出てきますね
それと最後に出てきたチャーハン、これはさすがに美味かった
 

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食後は腹ごなしにすぐ近くの山下公園へ向かいます
なんとなくですが、時間が有ったので山下公園の港に係留されている日本郵船氷川丸を見学することに
 

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船首フォクスルデッキには巻揚機などの係留設備
そしてはるか向こうにはベイブリッジでしょうか高い塔のようなものが見えました
 

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もちろん横浜ランドマークタワーなど横浜みなとみらいの風景も船上のデッキから望むことができます

 
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当初時間つぶしといった感じで
バカにしていた感のある日本郵船氷川丸でしたが、中に入ったらびっくり
一等公室にはフランス人デザイナーによるアールデコ様式の内装が施されたそうですが、まるで豪華客船
特に下の写真数枚の1等特別室などはいまでも通用しそうなたたずまいでした
そういや喜劇俳優のチャーリー・チャップリンも乗船したそうだけどこの部屋だったのかな
 

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そんな1等特別室にはなんと専用のバスタブや


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部屋をまたいで談話室まであります
まるでホテルのスイートルームといった趣です
 

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ちなみにここが1等の食堂


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そして1等の社交室


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しかもエンジンは当時最先端のデンマークのB&W社製のディーゼルエンジンを搭載
なんだか欧米に追いつき追い越せといったそういったちょっと背伸びしたい日本の事情が見て取れますね
 

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そうした機材を購入するための外貨は当時、生糸を輸出して稼いだものらしいです
梱包され積まれているものに生糸(RAW SILK)MADE IN JAPANの文字が見て取れますが
生糸や絹織物は当時日本の主要輸出品であり重要な外貨獲得源でした
農家の超し屋根などで育てられた蚕がこうして海を渡る日本の重要な輸出品だったことを訴えているのかもしれません
 

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洋風なものの多い氷川丸の船内ですが
船内の操舵室の神棚には日本の客船らしく氷川神社の御祭神が祀られていました
 

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さて最後に訪れたトイレですが見学者のためのトイレに改修されていました
もちろんここでマーキング
そして下船となりましたが、入場料300円(JAF割引)と考えるとかなり見ごたえのあるミュージアムでした
 

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日本人が南仏ニースを訪れると
「なんか熱海に似てるよね」なんて思う方が多いらしい
山に海が迫ってきている景色と
温暖な気候の植物相がそう思わせるのか、私自身ニースには行ったことがないので
分かりませんが、バスガイドさんもそんな風に話しておりました


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そんな熱海での宿は熱海温泉 金城館
熱海では老舗の温泉ホテルです


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夜は宴会
お膳で出されましたが、これでもかといった料理の数々でした
 

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ところで熱海といえば海
駿河湾の海の恵みが熱海の漁港に水揚げされることから
新鮮な海産物が目白押し
特に熱海は鯵のたたきが有名なようです
もちろんお膳にも一匹まま刺身のさらに盛られていました
 

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そして鮑の踊り焼き
残酷そうですが、美味かった
 


 

〆はこれまた駿河湾名物のしらすの釜めし
お腹いっぱいでもこれは食べれました


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さて翌朝の朝食は最上階のレストランのビッフェ
窓の外には熱海の温泉街と駿河湾が望めます
 

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朝もやはり鯵
今度は一夜干しをいただきます

 
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そしてしらすの釜揚げ
 

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イカ刺しとイカ刺しの明太子和えもたっぷりいただきます
 

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なんだか日本に生まれてよかったと思える
そんな贅沢な朝食となりました

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伊豆城ヶ崎海岸「門脇吊橋」

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伊豆半島東海岸の定番観光スポットの一つ城ヶ崎海岸
大河ドラマ『坂の上の雲』でもロケ地として使われたそうだ
他にもこの城ヶ崎海岸にかかる「門脇吊橋」
サスペンスドラマなどによく登場したりもするらしい
 

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海岸線には絶壁が連なりまさに断崖絶壁
大室山が4000年程前に噴火した時の大量の溶岩が海に流れ出し
海の侵食作用で削られてできた、約9kmにわたる雄大な出入りの激しい溶岩岩石海岸なんだそうです
 

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そんな海岸線にかかる門脇吊橋
長さなんと48m、高さは23mとスリル満点の吊り橋です
 

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実は高所恐怖症の私ですが、ここまで来て渡らないわけにはいきません
 

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揺れる吊り橋から下をこわごわ覗くと
なんだか引き寄せられそうなコバルトブルーの海が真下に望めます
 

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入り組んだ海岸線に打ち寄せる荒波を見ると、ここから転落したら助かりそうにありません
勇気を振り絞り渡ることに


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何とか48mの吊り橋を渡り終えました
振り返ると今来た方向に灯台が見えました
 

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それがこの門脇灯台
こちらも登ってみることに
 

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残念ながら天気はいまいち
灯台の上からは伊豆大島などが望めるそうですが、この日は何も見えませんでした

代わりに見えたのが、灯台下で釣りをする人の姿
足元の下はやはり断崖絶壁
こんなところでよく釣りなんぞ出来るものだな~と感心してしまいました

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河津七滝でちょうどお昼ご飯
向かったのはカニ滝を望む川沿いにある「竹林のかくれ家レストランひぐらし
このなんだか怪しそうな看板を見る限り、ツアーでこんなお店に入るのとかと感心したうえ
この細い石段でできた坂道の上にお店があるようですが、なんだかちょっと不安になります
 

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建物は南会津にあった築150年の曲がり家の馬小屋を2棟譲り受け、8年がかりでセルフビルドしたものだそうです
建物の外には薪がたんまり積まれていて
なんだか期待が持てそうな佇まいでした
 

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1階の台所にある調理器具は薪や炭が主体
どんどん気持ちが高まってきました
 

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そんな1階から昔ながらの廊下を通り抜け2階へ上がります
廊下には梅酒らしき保存瓶も見られます
 

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2階の客席は、屋根裏部屋といった趣の板間の部屋
どの位置からも竹林を望み風が通る居心地の良い空間です
 

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ちゃぶ台のようなテーブルの上には炭を熾し始めたばかりの七輪と干物が並びます
 

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メニューに目を通すと「七輪竹炭膳」というのがあるのでどうやらこのコースらしい
自家製竹炭で焼きながらお召し上がりください・・・とのことだが、どうやら自分で炭火で炙って焼くらしい
焼肉でこういったのはデフォルトだが、焼き魚はこれが初めて
期待通りの昼飯が出てまいりました
 

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ご飯は玄関先にあった薪ストーブで炊く玄米ご飯
前菜となる皿には、伊豆鹿のレバーや煮凝りそれとめざし
他にもキスらしき天ぷらにお造り
日本酒を頼みたくなるような料理が並びます
 

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メインディシュの焼き物は「えぼだいの干物」
店主に身から焼いたほうが良いんですよね・・・と聞いたところ
どちらでもいいですよとのこと
 

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竹炭を七輪に入れて炙りましたが
これがなかなか良い感じで焼けました
 

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これらの料理に合わせて飲んだのが日本酒ならぬ
静岡工場謹製
サッポロビール 黒ラベル 伊豆ラベル
「伊豆へようこそ 伊豆限定」バージョンでした
 

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なかなかいい感じのお店だったので
機会があってこちらに来るチャンスがあれば、また立ち寄りたいものです

伊豆「河津七滝と浄蓮の滝」

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さてこの日は1日バスで伊豆観光
城ヶ崎海岸に次に向かったのは河津七滝
 

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ちなみに七滝は「ななだる」と読むのだそうです
滝を「だる」と読むのは、「水が垂れる」という意味があるのだとか
もちろん7滝というからには「大 滝」「かに滝」「窯滝」「えび滝」「蛇滝」「出会滝」「初景滝」と7つの名の付いた滝がります
 

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さて伊豆といえば「伊豆の踊子」
川端康成のこの小説は高校時代の伊豆旅行に想を得て書かれたものです
伊豆の踊子では湯ヶ野までは河津川の渓谷に沿って歩いているわけですから河津七滝を通ったはず
ということでここ川津七滝のうち「初景滝」には「踊り子と私」というタイトルのブロンズ像がありました
 

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ちなみにこれが初景滝
高さは10mあるそうで、さすがにそれだけの高さからの滝だと滝周辺にミスト状に水が飛び散っておりました
ここでマイナスイオンをたっぷり吸収することに
 

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河津川河畔に天然の洞窟風呂
野趣に溢れていていますが、これは七滝温泉ホテルが40年前の風呂を再生したものなんだそうです
まさに秘湯といった趣がありますが、さすがに昼は観光客であふれているので裸では入れそうにないな~
 

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「大岩成就」と書かれた看板がありました
ちなみに大願成就ではありません
大岩成就の意味は「拝み岩」なる川岸から少し離れたところにある岩に石を投げてしめ縄で飾ったところに投げ入れ、入ると願いが叶うとかに小石を 投げて、岩のしめ縄に入ると願いが叶うのだとか
小石は3個で100円、なかなか上手いことを考える人がいるものだと感心しきりです


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バスでまた少しばかり走り
伊豆で随一の名瀑とも言われる浄蓮の滝へ
 

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階段を下りること10分ほど、降りた先には浄蓮の滝と天城越えの歌碑がありました
浄蓮の滝は石川さゆりさんの代表曲「天城越え」の中で歌われているのだそうです
 

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そうそう浄蓮の滝へ続く階段の下には売店があり
そこに虹鱒釣りの管理釣り場がありました
ちょっと興味がありましたが、本日はバスツアーの最中
残念ながら釣りをしている時間はありません
 

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そんな売店には串に刺され
たっぷりと塩を振り、遠火でじっくり炭で焼き上げた
焼き鮎が売られていました
昼飯をたっぷりととったうえ、夜は宴会が予定されていることから
ここは我慢我慢
 

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滝の少し下流には滝から流れ落ちた冷たい湧水を利用したワサビ沢がありました
青々としてますが、なんだか辛そうに見えてしまいます
静岡県のこの辺りはわさびの名産地
そういや「生わさび付ワサビ丼」なるものも食べてみたかったな~
 

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三島神社&ドーミーイン三島

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河津七滝「竹林のかくれ家レストランひぐらし」で美味しいランチをいただいた後はバスで三島に向かいます
向かった先は三島
ここで三島神社に拝殿しますが、その後けっこう時間があったので、ついでに隣接する三島大社宝物館も訪問
北条政子奉納の国宝「梅蒔絵手箱」や江戸時代前後の日本刀など見所満載
いゃ〜この宝物館、訪れる人はほとんどいないようですが結構楽しめます
入館料300円(JAF割引)ってのも嬉しいですね
 

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その後向かったのが、今晩の宿「天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島」
どちらかといとビジネスホテルの部類に入る宿となります
ツアーでの宿は他人と同室がつきものですが、シングルユースで使えるのが良いですね
特にこのとき少し風邪気味だったのでなおのこと嬉しかった

しかもビジネスホテルといえど最上階に男女別大浴場
天然温泉「富嶽の湯」が完備
普通のホテルと何ら遜色はありませんでした
 

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ベッドはシモンズ製のもの
人生を変えるベッドというキャッチフレーズで売られている高級ベッドでした
(じつは今我が家にと狙っているベッドです)
しかもベッド脇にはプラズマクラスターまで設置されえています
 

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洗面スペースはベッドルームやトイレとは別空間に造られていて
冷蔵庫・湯沸かしポット(ティファール)なども常備
ドライヤーはもちろんアメニティも揃っていますし
スマートホン・携帯電話などの充電器も各部屋に置かれていて
なるほどこの辺りは確かにビジネスホテルなんだと思わせるところです
 

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大浴場があるおかげか逆に部屋に風呂はなくシャワーのみ
ちなみにシャワーヘッドは今流行りのレインシャワー
面白かったのが、水洗トイレ脇に非常用の水が入ったポリタンクが設置されていたところでしょうか
なるほどこれなら地震や停電で水道がストップしても1~2回くらいはトイレが使えそうですね
 

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そうそう部屋にあったポップに
夜鳴きそば(醤油ラーメン) 無料というものがありました
もちろん宴会のあとこいつをいただくことに
これがシンプルで飲んだ後の〆のラーメンとして最高でした
 

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〆のラーメンを食べた後でしたが、そのあとコンビニへ行って部屋飲みのビールを購入
「伊豆高原ビール」「風の谷のビール」を飲んでこの日は就寝となりました
 

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翌朝は1階のレストランで和洋朝食バイキング
釜揚シラスに鯵の干物の焼き魚など和食と
ドーミーイン自慢のエッグコートではオムレツを作ってもらいいただきました
ホットプレートで打空いてはいましたが、こちらで具をチョイスして作りたてをいただきます
 

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そうそう1階のフロントには給茶機やコーヒーマシンがあり
コーヒーやお茶はセルフですが無料でいただけたのも嬉しいサービスでした
 
国内の旅行では旅費の節約のためよくビジネスホテルを使いますが
このドーミーインホテルは今後その第一候補になりそうです

バスツアー2日目の宴会は場所を居酒屋
駿河の海と大地の銘酒 魚炉助(ぎょろすけ)で行われました
 

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駿河の海と名乗るお店らしく
沼津港から仕入れる新鮮な魚で造った刺身盛り合わせはなかなかいけました
しかも生しらすもたっぷりと盛られていましたが、これが絶品でした
 

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鍋は豚キムチ鍋
久々に食べましたが、これがキリン一番搾り 生ビールによく合います
 

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若鶏の蒸し煮
ワサビソースがけ
 

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料理は食べきらないほど次々出てきました
カキフライに鶏のから揚げ、ポテトフライ

そして奥に見える落花生はもちろん静岡の銘品
そう南アメリカ原産の落花生は江戸時代に中国から伝わり、110年ほど前から静岡県の富士市などで栽培が始まったという歴史があるようです
ちなみに千葉を始め、静岡や茨城、鹿児島などでは落花生は塩茹でにして食べるのがデフォルト
しかも落花生にはアルコール代謝を助ける
ナイシアシンが豊富に含まれていることから酒のつまみにはまさにぴったりといったところです
 

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静岡県の郷土食「黒はんぺん」
鯖や鰺、鰯など、新鮮な多獲性の青魚を主原料とした魚肉練り製品
蒸したものを生姜醤油を付けていただきました
 

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チエーン店の居酒屋も気軽でよいですが、こうした地域色の強い居酒屋はいいものですね
ごちそうさまでした

小田原城天守閣からの眺め

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ツアー3日目、三島からバスで一路小田原へ
ここで小田原城見学となります
北条氏の本拠地として有名なこのお城
 

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小田原城の現在の天守閣は1960年に再建されたもので、今年の5月に平成の大改修を終え
美しく生まれかわった天守閣となっていました
ということで田舎者はこういったところに来たのならまずは一番高いところ
そう天守閣を目指します
 

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天守閣の最上階は標高約60mで周囲を一望できます
というのも小田原市の条例で天守閣の高さを基準とした高度規制を行い、天守閣の高さを超える建物の建築を制限しているからになりません
なかなか良い条例ですね
天守閣からは相模湾が望めました
 

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そして秀吉が築城した「石垣山一夜城」があった石垣山を見ることができます
実は以前から一度見ておきたかったのがこの一夜城のあった石垣山でした
上杉謙信や武田信玄の猛攻をも退け、難攻不落といわれていた小田原城
石垣山は小田原城からはほんの少し先にありました

豊臣秀吉の22万におよぶ軍勢による包囲戦でも落城がままなりませんでしたが、こんなすぐそばの石垣山に城を築かれたのでは籠城する北条方の戦意も一気に喪失してしまったんでしょうね
そんな様子が、ここからの景色を見て簡単に想像することができました
 


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でも一夜城って、実際には築城に80日ほどかかったそうで
完成した夜に一斉に正面の木を切ったので、朝気づいたら城が出来上がっていたという話です
まるで一夜にして城を築いたように見せたところからその名がついたそうです

でもこの天守閣からだと石垣山にひそかに城を築いていったのは見えていたかのように思えるんですけど・・・・
小田原評定に代表されるように北条側も意見がまとまらなかったうえに
城を大群で包囲され何もできなかったのが真相じゃないでしょうか

さてそんな小田原城を見た後は、ツアーバスに乗り込み
芦ノ湖から箱根駅伝で有名な国道1号線そして江の島の海岸線を走りつつ
鎌倉を目指します

古都鎌倉と湘南江の島を走り続けて百余年
今なお鎌倉・藤沢間全長約10kmを約34分で結んでいる江ノ島電鉄
通称「江ノ電」
小田原から鎌倉へ行くバスの車窓から見つけました

今回見たのは嵐電と江ノ電が姉妹提携されその記念として登場した
京紫色になった新嵐電カラー
七里ガ浜で見かけましたが
ちょっとラッキーだっかたかも
 

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江ノ島海岸の車窓を楽しみつつ
次に向かったのが、鎌倉の由比ガ浜にある「和風リゾートホテルKKR鎌倉わかみや」
ホテルのようでしたがKKRの名がついていますので共済組合の施設なんですね
由比ガ浜海水浴場まで歩いて数分という距離
いや~さすが国家公務員の保養所、良い場所を抑えてあります
 

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で、ランチはというと
レストラン有磯にて
団体用の昼食メニュー
わかみやに着いた時にはすでにお膳が用意されていました
 

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『浜焼き御膳「由比ヶ浜」』

◾季節の和え物
◾お造り(鮪のたたきと鯛かヒラメ?)
◾しらす卸し
◾浜焼き
◾季節の蒸し物
◾季節のサラダ
◾白米
◾香の物
◾赤出し
◾水蜜フルーツゼリー

というメニューでしたが、今回もしらす卸しをいただきましたが
今回の旅は熱海・三島・鎌倉と駿河の海でとれた、しらす尽くしになりました
 

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浜焼きは宴会の膳によく見られる蓋つきの陶板焼き
海老や帆立、カジキ鮪にイカ、キャベツ・えの木・椎茸・玉葱・レモン
卸しポン酢でいただきました
ちなみにカジキ鮪は白身でしたのでこれはメカジキだったのかな
 

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郷土料理に舌鼓を打ちつつ回って歩けるのもバスツアーならでは
いや~感謝に堪えません
次はいよいよ最後の目的地
鎌倉の大仏と鶴岡八幡宮

そうです「いざ!鎌倉」です

古都鎌倉を訪れた今回のツアー
もちろん鎌倉の大仏を拝まねばなりません
ということで鎌倉市長谷にある高徳院と呼ばれる浄土宗のお寺へやってきました
ちなみに我が家の宗派も浄土宗だったりもします
高徳院のご本尊たる鎌倉の大仏(山号は大異山)は、そんな高徳院の敷地内にあります
 

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さてその鎌倉の大仏
「銅造阿弥陀如来坐像」
銅像の高さは約11.39メートル(台座を含めると高さ13.35メートル)
重量はなんと約121トン
東大寺の大仏に及ばぬものその大きさは特筆物に値する銅像です
こんな大きな仏像を建てるという大事業だったのにかかわらず、13世紀から14世紀の鎌倉時代くらいに建てられたらしいくらいしか判っていないようで謎だらけっていうからちょっと興味をそそりますね


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どっしり構える重量感溢れる銅像は海外でも人気のようで
銅像周辺には海外からの観光客も多く見かけました
 

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一般の拝観者でも一人20円払うと、鎌倉大仏の胎内に入ることができます
少し並んだあとは受付を済ませいざ大仏の中へ
 

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中に入ると結構な広さがありました
真上に見える空洞は大仏の頭の部分です
 

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大仏の内部を触ってみると太陽に照らされているせいか触るとかなり温かい
なるほど背中に通風口があるのはこういったためだったんですね


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そんな感じで大仏の胎内を見学
出たすぐそばには大仏の草鞋が展示されていました
それにしてもでかい草鞋です
90㎝×180㎝tと畳サイズで重さは約45㎏
「大仏様に日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい」との想いで寄贈されたのだとか
ちなみに左右で少しサイズが違っていました
 

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続いて「鶴岡八幡宮」
鶴岡と名がついていますが、鎌倉幕府将軍 源頼朝ゆかりの神社で
別名を鎌倉八幡宮といい、鎌倉市にある八幡宮なんです
最近の御朱印人気のせいか境内は結構賑わっていました
 

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まずは鶴岡八幡宮・宝物殿へ
ここには鎌倉時代の太刀「正恒」などの国宝が収められていました
 

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大石段の下にある朱色の鮮やかな社殿がありましたが
これが源頼朝の前で義経を慕う舞いを披露したと伝わる若宮廻廊跡に建てられている「舞殿」
毎年4月に「静の舞」が奉納されるのだとか
 

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そして鶴岡八幡宮といえば
なんといっても「隠れ銀杏」
三代将軍源実朝を暗殺する際にこの大銀杏に公暁が隠れていたという伝説からその名がついていましたが
残念ながら2010年に強風のため倒壊してしまいました
(いや~倒れる前に一度見ておきたかった)

このあと鎌倉幕府は源氏の政権から北条氏の執権政治に移っていきますが、そんな歴史の分岐点となった本宮へ続く階段の十三段目に立って歴史を実感してきました
 

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隠れ銀杏はすぐ横に移され
現在は大銀杏のあった場所に苗木が植えられています
そして脇には再生を願う方々の大銀杏頑張れ!の寄せ書きも見ることができます
 

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ちなみに倒壊した大銀杏からも若木が芽吹いていましたが
鎌倉の歴史を見てきた生き証人たる隠れ銀杏
何百年かかるでしょうが是非とも再生してもらいたいものです

現在、ユナイテッド航空では
「マイレージ・プラス ステータスマッチキャンペーン」を行っています
他の航空会社のマイレージプログラムで上級会員の人は、有効期間が90日ではありますが、お試しでスターアライアンスのゴールド会員にしてくれるというもの
まぁ他でも上級会員であるということはユナイテッド航空にとっても優良顧客になりえるかもしれない
ユナイテッド航空でも上級会員はこんな感じですよと試して、もしかしたら鞍替えしてくれるかもといった意味もあるだろうキャンペーンになります

ワンワールド・アライアンスとスター・アライアンスと全く別のグループではありますが、私の持つJALマイレージバンク上級会員も対象になっていました
さっそくマイレージプログラムを申し込み、JALのステータス会員カードを写真に撮って送ります
 

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2週間ほどして、スマホのユナイテッド航空のアプリがプレミアゴールド会員(スターアライアンスのゴールド会員)であることを示してくれました
(スターアライアンスの会員証は送られてはきませんでした)
 

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さて今回こんなに面倒な手続きをしてまで90日限定のユナイテット航空のゴールド会員になったのは
このたびの研修旅行がJALではなくANAを使っての旅行
ANA便ですとラウンジなどの優遇が全く受けられなかったためです
ユナイテッド航空はANAと同じスター・アライアンスメンバーですので、今回手に入れたスタアラ・ゴールドのステータスは充分に活躍してくれました

たとえば、一般カウンターよりはプレミアムチェックインカウンターのほうが空いているので、早めにチェックイン手続きをすることができます
旅の最終日が文化の日の祝日&いつも混み合う羽田空港だったのでこれは役に立ちました
預けた手荷物も早くに出てきますのでこれまた便利です
 

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もちろん、搭乗までの間はANAラウンジでゆったりすることができます
 

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ちなみに羽田空港国内線のANAのラウンジはこんな感じ
結構な広さがありました
 

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コーヒーのコーナーは
ブレンドコーヒーとエスプレッソに分かれています
 

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生ビールのコーナーは2か所
キリン一番搾りにサントリー・モルツ、サッポロ黒ラベル
(たぶんアサヒ・スーパードライもあったと思います)
それに加えハイボールと力の入ったラインナップでした
 

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南薩摩は本坊酒造で醸造された
黒麹かめ壷仕込み芋焼酎「貴匠蔵」も置かれていました
 

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ということで今回の研修旅行の無事に感謝しつつ駆けつけ三杯
このラウンジで待ち時間を愉しませていただきました
 

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ということで今回の研修旅行は終了
同行いただきました皆さんお疲れ様でした
またどこかでお会いできることを楽しみにしております

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