道東周遊2016の最近の記事

先週末、斜里で法事があることから
飛行機で向かおうと朝早くに新千歳空港へとやってきました
写真はこれから乗り込む機材であるCRJです
 

doutou01.JPG
 

さて新千歳空港へ来たのならまずは
サクララウンジでまったりしたいところですが、残念ながらラウンジは現在リニューアル工事中
写真はラウンジが使えない代替としていただいたお食事券です
食事券を頂いた、といっても今回乗る飛行機の搭乗時間は7時15分
お店もまだやっていないことから、空弁を買って機内で食べながら向かうことにします
さてその空弁はというと写真の「井泉のカツサンド」
これが美味いんです
 

doutou02.JPG
 

その「カツサンド」由来は結構古く
『昭和10年に井泉の女将(当時)である石坂登喜の発案だとされ、正式には「かつサンド」と呼ぶものであった。当時の井泉は花柳界の芸者衆がよく利用していたため、口紅がとれずに食べられるよう小さなパンを特注して作っており、また箸で切ることのできる、肉を丁寧に叩いた柔らかいカツを売り物にしていた。』(ウィキペディアより拝借)

その上野井泉の流れをくむ「あさひ川井泉」のカツサンド
上野井泉同様のパッケージで新千歳空港でも売られています
 

doutou03.JPG
 

箸でちぎれるほど柔らかなトンカツに絶妙なソースと相まって
まさにサンドイッチの王様
二口ぐらいで食べられるサイズに切られており
空弁としても人気の一品です

でもこれって朝からでもビール飲みたくなっちゃうんだよな~

斜里での法事を済ませたら
天気も良いことですし、せっかく女満別空港でレンタカーも借りたこともあり
ちょっとドライブへ出かけます

向かったのは弟子屈方面
冬の摩周湖もおつなものと聞いていたので2月だというのに乾燥した路面をドライブ
まず立ち寄ったのが摩周観光文化センターです
ここにあるレストラン摩周のお蕎麦が美味しいとの事だったので
ちょうど昼飯時ということもあり、ちょっと寄ってみました
 

doutou04.JPG
 

その「レストラン摩周」
摩周観光文化センターの中にあることから
いかにも町の公民館の中にある食堂と言ったところですが、本当に美味しいのでしょうか
入り口には雪庇除けなのかこんな簡易バリケード?を潜り中に入ります
 


doutou05.JPG
 

店の中もいかにも公共の食堂
対応してくれるスタッフもいかにもパートさんと言った印象でした
ということでここがそばの名店とはとても思えない雰囲気でした
 

doutou06.JPG
 

ちなみにタイトルの摩周そば
摩周の気候と風土を取り入れた、新品種「キタノマシュウ」という作付面積の少ない
希少なそば粉で作ったそば
レストラン摩周ではこの希少な摩周そばを使った
本格手打ちそばがいただけるのだとか(手打ちなので売り切りごめんなんだそうです)

ということで我が家の奥さんは「ざるそばのミニ豚丼セット」
 

doutou07.JPG
 

私は暖かい蕎麦が食べたかったので「かしわそばの豚丼セット」をいただきました
 

doutou08.JPG
 

これがお店の雰囲気とは違い
本格的なおそば
なかなか絶品でした
今度来たときは、もりで頼むことにします

そうそう精算を済ませにレジに行ったところ
あの「吉田類」のサインが掲げてありました
吉田類が出演するTVで紹介されたわけではないところを見ると本当におそばの名店のようでした

冬の摩周湖

| コメント(0)

アイヌ語で「カムイ・トー(神の湖)」と呼ばれる摩周湖
先週末に斜里に法事で伺った際、もしかすると神秘的と謳われる摩周湖の結氷した様子が見えるかもしれないと思い
レンタカーを駆って摩周湖までやってきました

写真は摩周湖第一展望台からの眺めです
例年なら湖は凍りついているはずでしたが、残念ながら今年私が伺った時、湖は結氷してはいませんでした
 

doutou09.JPG
 

ただし夏場ならいつも混雑していている、この摩周湖第一展望台は観光バスこそ来ているものの
人はまばらなうえ、夏なら眺めを阻害する木々の葉の生い茂りもないことから
絶景を独り占めしてきました
そうそうこの時期なら駐車料金もかかりませんし
いいことずくめだったかもしれません
 

doutou10.JPG
 

それにしても今年はこの時期に網走に流氷も来ないですし
摩周湖も結氷しない

中標津町
人口2万4千人に対し飼養乳牛頭数は4万頭以上という酪農業中心の町
特筆するのは過疎化の進む北海道に有って、人口が増え続ける町ということでしょう
近隣の根室市の人口が減り続けていることから、あと10年もすると人口が逆転するとも言われています
中標津町はなぜに人口が増え続けているのか
単純にインフラをあげると中標津には空港があることでしょう
酪農家が多いことに加え空港があることで札幌や東京にアクセスが容易なためか
大手乳業メーカーである「雪印メグミルク」が中標津に工場を構えたり
隣町である別海には「森永乳業」の工場があったりとしています
生乳は工場の近くであればあるほど良いので、中標津や別海あたりの酪農家の収入もそこそこ安定的に確保されていることでしょう
それに加え工場で働く労働者の数も相当数いるはずです
そうしたことが町の魅力になっていて過疎化どころか人口が増える要因になっているのではと思えます

そんな方々の消費を支えるためか
ここ中標津には近隣市町村が羨望する「東武サウスヒルズ中標津店」が店を構えます
まあこんな大きな店があるということは、近隣の方々の収入がそこそこあるという証拠ですね
 

doutou11.JPG
 

さてその東武サウスヒルズ中標津店
目の肥えたお客さんのため
関東で人気のスーパー「成城石井コーナー」が有ったりします
実は今回この成城石井コーナーに立ち寄りたくて、摩周湖から遠回りになりますが
中標津経由で帰ることにしました
 

doutou12.JPG
 

その成城石井
都市部を中心に展開するスーパーマーケット
特段高級スーパ-マーケットというわけではないが
ワイン、チーズ、生ハム、紅茶、コーヒー、オリーブオイル、ジャム、味噌、牛乳、納豆、昆布、鰹節、ダシ、チーズケーキなど成城石井にしか置いていない商品が人気で
多少高くても買いたいと思わせる商品が目白押しだ
特に酒の肴となる商品にそういった傾向があるようだ
ということで今回ハモンセラーノとモッツァレラチーズを購入
札幌へ戻る列車の中で酒の肴とした
 

doutou13.JPG doutou17.JPG


さけと言えばこんな高級酒を扱う冷蔵庫も店の中に鎮座していた
獺祭純米大吟醸が5千円はまだいいとして
何と「森伊蔵」の四合瓶が2万3千5百円
こんなの買う人がいるのという商品まで並んでいました
 

doutou14.JPG doutou15.JPG
 

そうそう先般YVでやっていた
東武サウスヒルズ中標津店でのコストコ直送セール
私が訪れた日にもやってましたが、どうやらこれ好評で毎週末やっているのだとか
そういや東武もコストコもOMCカードが使えますが、何か関係があるのかな〜
 

doutou16.JPG

今も昔も変わらない、ファイト!一発〜!でおなじみのリポビタンDのCM
その撮影が行われたことのある滝がこの「オシンコシンの滝」です
「双美の滝」とも言われ、水量の多い豪快な滝で「日本の滝100選」にも選ばる滝で
天気の良い夏に涼を求めてやってくるイメージがありますが

厳寒の冬期間しかも日の沈んだ夜に訪れると
こうして雪景色の上にライトアップされた
ちょっと幻想的な滝の姿を見ることができます
 

doutou18.JPG
 

今回、ウトロで行われる知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」の会場に向かう際
その道すがらだったこともあり、ちょっと寄ってみました


doutou19.JPG


こんな時期にしかも夜中にこのオシンコシンの滝を訪れる観光客もほとんどいませんでした
おかげで滝へと続く階段は雪が積もったままの状態、しかも真っ暗ですのでちょっと登りづらいのですが、苦労して上るとそこには普段見れない景色が見ることができます
下の動画がその時に撮影したものです
 


 

どうですか夏のしれとこも良いですが、冬も見ごたえがありますよ
ということで次のエントリーは
知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」

2月〜3月知床の夜空を飾る
知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」
今年道東の観光の目玉である流氷が網走あたりにまでなかなか押し寄せてこないこともあり
これが知床に観光客を引き寄せる大事なイベントになっているようです
そんなわけで会場にはJALやANA、クラブツーリズム、近畿日本ツーリストなどのスポンサーらしき看板も見ることができました
 

doutou21.JPG
 

そんなオーロラファンタジー
麦ワラを焚き燻した煙をスクリーンに、そこにレーザー光線を当てオーロラを表現するというもの
8年ほど前にも訪れ感動した経験があります
知床オーロラファンタジー
 

doutou28.JPG
 

今回法事で知床を訪れたわけですが、なんとこのイベント今年で最後なんだそうです
そういや以前伺った時は亡き義理の母と一緒でした
そんなことを考えつつ、夜半この無料チケットを抱えウトロの会場を目指します
 

doutou26.JPG
 

ウトロに臨時で作られたオーロラ番屋では無料の甘酒もいただきます
 

doutou27.JPG
 

ちょっと早く着きすぎたこともあり
ウトロの漁港であり夏季の知床観光船の乗場ともなる港をぶらり
そこにはこのゴジラ岩もライトアップされていました
なんだか今にも動き出してきそうですね
 

doutou22.JPG
 

これまた臨時で作られ
この時期しかお参りできまい「流氷神社」で祈願をしつつ時を待ちます
ちなみにこの流氷神社
道東の護りの要「陸上自衛隊第六普通科連隊」が造ったものなのだとか
第六普通科連隊と言うと3年前のこの時期道東を襲った暴風雪で国道39号線(美幌町~大空町間)が閉ざされた際、高橋知事の要請により人命救助の災害派遣を行った部隊です
この暴風雪により死者9名という大惨事となりましたが、その時無くなった方のご冥福を祈るとともに今後こうした災害が起きないことを祈ります
 

doutou23.JPG
 

さてこの北極公園?会場には1時間ほど前に到着
スタッフに中央の一番高いところが見やすいですよと言われ
そこで待ちつつもちょっと早く来すぎたと思っていましたが
そうこうしている間にこの会場には次々人が押し寄せてきます
間違いなく2千人あまりが来られたかと思います
ちなみにこのイベント
宿泊客も限りのあるウトロで夜中の8時から行われるイベントです
なんでこんなに来られているのか帰りの駐車場で判明いたしました
そう観光バスが数十台駐車場で列をなしていたんです
今年で最後と言うのがどうも悔やまれますね
 

doutou29.JPG


ピーク時にはこのイベント開催中、参加者は6万人を数えたそうですが
昨年あたりは1万5千人と大きく減少
今年30周年と言う節目を迎え今年で最後となったとの記事を目にしました
ただ会場でスタッフが話していた
「このイベントはボランティアの手によるもの、30年続けてこれたがもう体力の限界」
これがおそらくは本音じゃないかと聞いていました


doutou24.JPG
 

今回の知床ファンタジア2016「オーロラファンタジー」には土曜日だったこともあり
オホーツク観光大使ラウフェンが公式テーマソング「幻想花」をオーロラの元で歌ってくれました
ラウフェンは「ながら族」の私がよく聞くAIR-Gのパーソナリティをしている事から、以前からこの歌よく聞いていました
どうやらかなりラッキーな日に当たったようです
ちなみにその時の映像が下のyoutubeです
今から8年前に観た時よりは技術的にも視聴覚的にも大きく進歩していました
 


 

それにしても知床ファンタジア実行委員会の皆さん
30年という長い樹間、本当にお疲れ様でした
もちろん帰路「ひらひら〜」と募金してきましたよ

先月の中旬、北海道を襲った暴風雪で航空機はのきなみ遅延もしくは欠航が相次ぎました
特に新千歳空港が雪祭り状態だったため、私の乗るはずだった女満別空港から新千歳空港への便は欠航とのこと
空路はあきらめ陸路(鉄道)を使おうと朝早くに女満別まで走りレンタカーを返却、網走駅からJRで帰ることにします
落胆してやってきた網走駅ではありましたが、先住民族モヨロ人の銅像が迎えてくれました
 

doutou35.JPG
 

帰路の足となるのはこのキハ183系の特急オホーツクに乗車
この牽引車両のキハ183
老朽化したディーゼル車両は数年後に廃止との報道がありましたが
このキハ183系の車両は当然その対象となるでしょう
廃止後はどうなるのだろうな〜
こちらにやってくる目的自体もなくなったうえ飛行機での移動が多くなった現在
このキハ183系の特急オホーツク乗車は
おそらくこれが最後になるかもしれません

テツな我が家にとって、ある意味ラッキーだったかもしれません
 

doutou31.JPG
 

さてこの特急オホーツク
網走と札幌を5時間半で結んでくれる道東からの動脈とも言える列車
日曜と言うこともあり混雑が予想されるので、女満別ではなくここ網走からの乗車といたしました
朝の9時半に網走駅を出発しますが、札幌に着くのは3時近く
昼飯となる駅弁を買っていくのは言うまでもありません


doutou30.JPG
 

ちなみにこの特急オホーツクは遠軽駅でスイッチバックというイベントが行われます
網走駅で後ろから押す形になるこの特急オホーツク
遠軽駅に一度入線した後、後ろ向きに(こちらが本来の前向きなのですが)出発することになります
席もひっくり返さないと後ろ向きになるので、皆で協力して席をひっくり返すんですが
これがめったに見られないテツなイベントとなります
その遠軽駅には50年もの歴史をもつ「おかむら弁当屋」があり、そこで売られる名物の駅弁「かにめし」が人気でした
残念ながら昨年この特急オホーツクでの車内販売がなくなるのを機に廃業してしまったとのこと
ということで網走駅構内にあるモリヤ商店でこれまた名物の「カニ飯弁当」を買っていくことにします
 

doutou32.JPG
 

さてそのモリヤ商店で購入した名物の「カニ飯弁当」 
カニの出汁のきいた炊き込みご飯の上に、ほぐしたカニの身をたっぷり敷き詰め
錦糸玉子、昆布、椎茸、そして紅生姜とタクワンが乗った豪華弁当です
札幌に戻ったら車に乗る予定があるので残念ながらノンアルコールビールとともにいただきました
久々のかにめしでしたが美味かった
やはり列車旅での駅弁はいいですね
 

doutou33.JPG
 

前述で紹介した遠軽駅でスイッチバック、座席をひっくり返したら
昨日成城石井で買ったハモンセラーノとモッツァレラチーズツマミにノンアルコールビールで酒盛しながら札幌を目指します
 

doutou34.JPG

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち道東周遊2016カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは知床2016です。

次のカテゴリは知床2015-1です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。